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おそらく、ピロリ菌による胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などが原因ではないかと考えられます。「健康診断でピロリ菌と胃がんリスクにD判定を受けていた」ということですが、これはピロリ菌陽性だったからです。日本人の胃がんのほとんどが、ピロリ菌が原因だからです。 ピロリ菌感染者と非感染者の胃がん発症に関する研究がいくつかあります。まず、以下の文献では、280人を平均8年間追跡した結果、感染者では 2.9%が ...
おそらく、ピロリ菌による胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などが原因ではないかと考えられます。「健康診断でピロリ菌と胃がんリスクにD判定を受けていた」ということですが、これはピロリ菌陽性だったからです。日本人の胃がんのほとんどが、ピロリ菌が原因だからです。 ピロリ菌感染者と非感染者の胃がん発症に関する研究がいくつかあります。まず、以下の文献では、280人を平均8年間追跡した結果、感染者では 2.9%が ...
フェノキシエタノールは、芳香族アルコールと言われるもので、エタノールとは全く化学構造が異なります。 以下の論文のP.114左上に、「魚類の鎮静・麻酔では、エタノール、2-フェノキシエタノール、ハロタン、リドカイン、MS-222、ユージノール、ケタミン、メデトミジン、プロポフォール、二酸化炭素など、様々な麻酔薬が使用される」とあります。 伊東隆臣.「水族館魚類の臨床や保全に関する研究」. 日 ...
フェノキシエタノールは、芳香族アルコールと言われるもので、エタノールとは全く化学構造が異なります。 以下の論文のP.114左上に、「魚類の鎮静・麻酔では、エタノール、2-フェノキシエタノール、ハロタン、リドカイン、MS-222、ユージノール、ケタミン、メデトミジン、プロポフォール、二酸化炭素など、様々な麻酔薬が使用される」とあります。 伊東隆臣.「水族館魚類の臨床や保全に関する研究」. 日 ...
フェノキシエタノールは、芳香族アルコールと言われるもので、エタノールとは全く化学構造が異なります。 以下の論文のP.114左上に、「魚類の鎮静・麻酔では、エタノール、2-フェノキシエタノール、ハロタン、リドカイン、MS-222、ユージノール、ケタミン、メデトミジン、プロポフォール、二酸化炭素など、様々な麻酔薬が使用される」とあります。 伊東隆臣.「水族館魚類の臨床や保全に関する研究」. 日 ...
フェノキシエタノールは、芳香族アルコールと言われるもので、エタノールとは全く化学構造が異なります。 以下の論文のP.114左上に、「魚類の鎮静・麻酔では、エタノール、2-フェノキシエタノール、ハロタン、リドカイン、MS-222、ユージノール、ケタミン、メデトミジン、プロポフォール、二酸化炭素など、様々な麻酔薬が使用される」とあります。 伊東隆臣.「水族館魚類の臨床や保全に関する研究」. 日 ...
コロナウイルスに対する紫外線の不活化効果に関する研究がいくつかあります。 以下の研究は、コロナウイルスであるマウス肝炎ウイルスとMERS-CoV(中東呼吸器症候群ウイルス)に対する全室紫外線消毒システムの不活化効果を調べたものです。p.599左側のfigure 1.にマウス肝炎ウイルス、figure 2.にMERS-CoVウイルスに対する効果が示されています。“Log reduction”、「対数 ...
コロナ禍の現在、心配されるのは当然だと思います。ただ、新型コロナ肺炎、COVID-19(“Coronavirus Infection Disease-2019”,「コロナウイルス感染症-2019年」の略です。WHOが命名しました)の感染ルートは飛沫感染と接触感染とされています。飛沫はくしゃみをすれば、2m先まで飛びます。このことは以下の論文のp.26右下の「図5 咳の吐出気流の可視化」に示されてい ...
以下の論文に口臭のことが詳しく述べられています。P.231下に、国際口臭学会による分類が示されています。「表1:口臭の国際分類」に「1.真性口臭症 1)生理的口臭 2)病的ロ臭 (1)口腔由来のもの (2)全身由来のもの 2.仮性口臭症 3.口臭恐怖症」とあります。また、p.234下の「表4 全身由来のロ臭と原因」に「1)嫌気性菌が産生する臭い・タンパク質変性臭」、「(2)消化器疾患 食堂憩室、食 ...
以下の論文に口臭のことが詳しく述べられています。P.231下に、国際口臭学会による分類が示されています。「表1:口臭の国際分類」に「1.真性口臭症 1)生理的口臭 2)病的ロ臭 (1)口腔由来のもの (2)全身由来のもの 2.仮性口臭症 3.口臭恐怖症」とあります。また、p.234下の「表4 全身由来のロ臭と原因」に「1)嫌気性菌が産生する臭い・タンパク質変性臭」、「(2)消化器疾患 食堂憩室、食 ...
ピロリ菌の呼気検査は正式には「尿素呼気試験」と言います。空気中の二酸化炭素の炭素のほとんどは炭素12ですが、それより中性子が一つ多い炭素13でできた尿素を服用後に呼気中の炭素13を測定します。ピロリ菌は尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解しますので、二酸化炭素中の炭素13が多くなっていれば、ピロリ菌がいるというのがわかるわけです。炭素13が2.5‰(プロミルあるいはパーミル、千分率)以上になっていれ ...
まず、スキルス性胃がんの進行についてですが、早いのは事実です。以下の論文のP.447左下に、「手術時のステージではStage I 1例、Stage II 3例、Stage Ⅲ 11例、Stage IV 11例と進行例が多くみられた。これは胃集検発見例では検査時より1~3カ月(大半は1カ月前後)過ぎて手術されたためと考えられる。実際、術直前のX線検査を行ってみると、初診時よりさらに進行していた例を経 ...
まず、スキルス性胃がんの進行についてですが、早いのは事実です。以下の論文のP.447左下に、「手術時のステージではStage I 1例、Stage II 3例、Stage Ⅲ 11例、Stage IV 11例と進行例が多くみられた。これは胃集検発見例では検査時より1~3カ月(大半は1カ月前後)過ぎて手術されたためと考えられる。実際、術直前のX線検査を行ってみると、初診時よりさらに進行していた例を経 ...
まず、スキルス性胃がんの進行についてですが、早いのは事実です。以下の論文のP.447左下に、「手術時のステージではStage I 1例、Stage II 3例、Stage Ⅲ 11例、Stage IV 11例と進行例が多くみられた。これは胃集検発見例では検査時より1~3カ月(大半は1カ月前後)過ぎて手術されたためと考えられる。実際、術直前のX線検査を行ってみると、初診時よりさらに進行していた例を経 ...
心配ですね。ところで、ご存じだと思いますが、“肺尖”とは肺の上部で鎖骨の裏側の付近を指し、“陳旧性病変”とは過去の病変であり、現在は活動性ではないということで、“傷跡みたいなもの”という理解で問題ないと思います。 人間ドック学会のホームページの「人間ドックの検査項目>胸部X線」には、「陳旧性肺病変」「原因は多様ですが、治療により完治したものや自然治癒例です」とあります。以下のサイトです。 ...
HDL-コレステロールは血液中の余分なコレステロールを肝臓に運ぶ役割をしており「善玉コレステロール」と呼ばれ、一方、LDL-コレステロールはコレステロールを細胞に届け、細胞に必要以上にコレステロールが増えてしまうと、血管を硬化させ動脈硬化を促進するため「悪玉コレステロール」と呼ばれています。したがって、LDLコレステロールは低い方がいいのではないかと考えるのは当然のことと思います。 しかし、コ ...
HDL-コレステロールは血液中の余分なコレステロールを肝臓に運ぶ役割をしており「善玉コレステロール」と呼ばれ、一方、LDL-コレステロールはコレステロールを細胞に届け、細胞に必要以上にコレステロールが増えてしまうと、血管を硬化させ動脈硬化を促進するため「悪玉コレステロール」と呼ばれています。したがって、LDLコレステロールは低い方がいいのではないかと考えるのは当然のことと思います。 しかし、コ ...
健康診断でC2ということですから、病院を受診するほどではないが、「生活習慣の改善が必要」ということで、軽度の異常だったと考えられます。 肝機能検査は検診では通常、AST(aspartate aminotransferas,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、ALT(alanine aminotransferas,アラニンアミノトランスフェラーゼ)を測定することで行われます。これらは肝臓の ...
健康診断でC2ということですから、病院を受診するほどではないが、「生活習慣の改善が必要」ということで、軽度の異常だったと考えられます。 肝機能検査は検診では通常、AST(aspartate aminotransferas,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、ALT(alanine aminotransferas,アラニンアミノトランスフェラーゼ)を測定することで行われます。これらは肝臓の ...

1 0 0 0 OA 感染症

感染は、病原微生物が体内に侵入、そして定着し、さらに増殖することで起こります。炎症は、感染や外傷から組織へのダメージを防御するために、生体の免疫システムによって起きる反応です。したがって、感染→炎症という順になります。 以下の炎症学会の文献にも、「宿主反応たる炎症が病原体によっていかに導入され、かつ変化を受けるか」とあります。なお、宿主とはウイルス、細菌、寄生虫などの寄生生物が寄生する相手の生 ...
感染は、病原微生物が体内に侵入、そして定着し、さらに増殖することで起こります。炎症は、感染や外傷から組織へのダメージを防御するために、生体の免疫システムによって起きる反応です。したがって、感染→炎症という順になります。 以下の炎症学会の文献にも、「宿主反応たる炎症が病原体によっていかに導入され、かつ変化を受けるか」とあります。なお、宿主とはウイルス、細菌、寄生虫などの寄生生物が寄生する相手の生 ...
質問者の方、心配ですよね。ただ、検診で尿潜血が陽性となる頻度は比較的高いものです。以下の論文のp.7(551)の左下に「尿潜血+以上の陽性率は、男性13.1%、女性32.2%であった」とあります。 佐々木紘一,他.「人間ドックにおける尿定性検査の検討」.健康医学.2004. https://www.jstage.jst.go.jp/article/ningendock1986/19/4/ ...
質問者がいわれるように、発赤があっても痛みがなければやけど、熱傷とは言わないようです。日本皮膚科学会の「熱傷診療ガイドライン」のp.3284に「表3 臨床症状による深度分類」がありますが、Ⅰ度熱傷(epidermal burn)の臨床症状として紅斑、有痛性が挙げられています。 以下の文献です。 吉野雄一郎,他.「創傷・熱傷ガイドライン委員会報告-6: 熱傷診療ガイドライン」. 日本皮膚科学会雑 ...
ゲップが毎日、断続的に出るということですので、もっとも疑われるのは“吞気症”あるいは“空気嚥下症” (aerophagia) といわれるものだと思います。「胃の幽門前庭部に炎症が見られる」ということですので、胃炎はおありのようですが、胃炎でゲップが出るということはなさそうです。 オナラが口から出るということはありませんので、要するに飲み込んだ空気をゲップで出しているわけです。以下の文献の p.9 ...
胃カメラをされ、色々と異常を指摘されると心配ですよね。ただ、「日の丸紅斑」に関しては、それほど心配されなくてもいいのではないかと思います。 「日の丸紅斑」は質問者の方も医師からの説明で、すでにご存じだと思いますが、以下の文献のp.67の「Vascular Ectasia(日の丸紅斑)」に写真があります。毛細血管が集まり拡張、盛り上がったもので、ほぼ円形をし、周りに「白暈」(はくうん、白い笠状の ...
ピロリ菌除菌中は喫煙と飲酒は避けるべきです。どちらも胃液の分泌を亢進させ、胃酸が増え胃内のpHが低下すると(酸性が強くなると)、ピロリ菌除菌の為の抗生剤の効果を低下させるからです。このために、除菌療法が失敗する危険性を高めます。 ところで、除菌療法に使われる2つの抗生剤は、もちろんピロリ菌を殺すためですが、同時に処方される制酸剤、PPI(プロトンポンプインヒビター)はそれ自体、潰瘍の治 ...
胃カメラで胃のポリープが増えていると言われれば、心配されるのは当然のことだと思います。ただ、胃のポリープが悪性のがんである頻度は高いものではありません。 胃や大腸などの消化管の上皮の隆起性の病変、ポリープは大きく①良性の過形成性ポリープまたは胃底腺ポリープ、②良性と悪性の境界病変である腺腫性ポリープ、③がんに分けられます。大腸の場合はほとんどが腺腫性ポリープですが、胃の場合はほとんどが良性のポ ...

1 0 0 0 OA シンポジウム3

胃カメラで胃のポリープが増えていると言われれば、心配されるのは当然のことだと思います。ただ、胃のポリープが悪性のがんである頻度は高いものではありません。 胃や大腸などの消化管の上皮の隆起性の病変、ポリープは大きく①良性の過形成性ポリープまたは胃底腺ポリープ、②良性と悪性の境界病変である腺腫性ポリープ、③がんに分けられます。大腸の場合はほとんどが腺腫性ポリープですが、胃の場合はほとんどが良性のポ ...
文面から推察すると、質問者の方の病気は「呑気症」といわれるものだと思います。呑気症は「空気嚥下症」とも言います。以下の論文の最初のページの「緒言」に「空気嚥下症は、過剰な空気嚥下を行うことによって、消化管内に多量の空気が貯留し、頻回のげっぷや腹部膨満感、排ガス異常などの症状を呈する機能的疾患で、消化器心身症の1つとされる」とあります。さらに、「その要因として従来、早食い等の飲食物の摂取やガムを噛む ...
文面から推察すると、質問者の方の病気は「呑気症」といわれるものだと思います。呑気症は「空気嚥下症」とも言います。以下の論文の最初のページの「緒言」に「空気嚥下症は、過剰な空気嚥下を行うことによって、消化管内に多量の空気が貯留し、頻回のげっぷや腹部膨満感、排ガス異常などの症状を呈する機能的疾患で、消化器心身症の1つとされる」とあります。さらに、「その要因として従来、早食い等の飲食物の摂取やガムを噛む ...
文面から推察すると、質問者の方の病気は「呑気症」といわれるものだと思います。呑気症は「空気嚥下症」とも言います。以下の論文の最初のページの「緒言」に「空気嚥下症は、過剰な空気嚥下を行うことによって、消化管内に多量の空気が貯留し、頻回のげっぷや腹部膨満感、排ガス異常などの症状を呈する機能的疾患で、消化器心身症の1つとされる」とあります。さらに、「その要因として従来、早食い等の飲食物の摂取やガムを噛む ...
回答リクエストありがとうございます。また、講演を依頼されていたため回答が遅くなり申し訳ありません。 この問題、前の回答者が言われるように「疫学調査ですから、他の要因の影響が出ていないかどうかです」というのはその通りだと思います。ただ、指摘されていることは特殊過ぎます。“疫学調査”ですから、もう少し一般的な要因との関連を考えるべきです。 以下の論文には、「年齢、耐糖能異常、肥満は独立した高血 ...
回答リクエストありがとうございます。また、講演を依頼されていたため回答が遅くなり申し訳ありません。 この問題、前の回答者が言われるように「疫学調査ですから、他の要因の影響が出ていないかどうかです」というのはその通りだと思います。ただ、指摘されていることは特殊過ぎます。“疫学調査”ですから、もう少し一般的な要因との関連を考えるべきです。 以下の論文には、「年齢、耐糖能異常、肥満は独立した高血 ...
胃がんリスク検診とは、胃がんそのものを見つける検診ではなく、胃がんの危険性がどの程度あるかを調べる検診です。胃カメラや胃X線検査のように受診者に負担をかけることなく、採血だけで簡便に行えるために、スクリーニング検査、ふるい分けの検査として行われています。 この検査では、血中のペプシノゲン(PG)ⅠとⅡを測定し、さらにその比率を出します。ペプシノゲンとは胃粘膜の分泌腺から分泌され、胃液の塩酸によ ...
胃がんリスク検診とは、胃がんそのものを見つける検診ではなく、胃がんの危険性がどの程度あるかを調べる検診です。胃カメラや胃X線検査のように受診者に負担をかけることなく、採血だけで簡便に行えるために、スクリーニング検査、ふるい分けの検査として行われています。 この検査では、血中のペプシノゲン(PG)ⅠとⅡを測定し、さらにその比率を出します。ペプシノゲンとは胃粘膜の分泌腺から分泌され、胃液の塩酸によ ...
1年間に何人の人が胃がんと診断されているのかという数値は、国立がん研究センターのがん情報サービスの「最新がん統計」にあります。これに2012年の推計値がありますが、男性91,006人、女性41,153人、合計132,159人となっています。日本の人口は約1億2千万人ですから、ほぼ全人口の0.1%の人が、毎年、胃がんと診断されているということになります。以下のサイトです。 http://gan ...

1 0 0 0 OA 若年者胃癌

1年間に何人の人が胃がんと診断されているのかという数値は、国立がん研究センターのがん情報サービスの「最新がん統計」にあります。これに2012年の推計値がありますが、男性91,006人、女性41,153人、合計132,159人となっています。日本の人口は約1億2千万人ですから、ほぼ全人口の0.1%の人が、毎年、胃がんと診断されているということになります。以下のサイトです。 http://gan ...
質問者の方もご存知のように、ピロリ菌除菌療法では2つの抗生剤と強力な制酸剤であるプロトン・ポンプ・インヒビター(proton pump inhibitor、PPI)を1週間、服用します。制酸剤PPIは、それ自体、潰瘍の治療薬となりますが、除菌療法では胃内のpHを高め、抗生剤の効きを良くするためのものです。製薬メーカーのエーザイはこの3剤を合剤化した「ラベキュアパック」を発売していますが、その「添付 ...
「画像から見てピロリ菌に間違いない」といわれたのは、胃の粘膜が「萎縮」あるいは「腸上皮化生」を起こしていたからです。萎縮とは胃の粘膜がダメージを受け、薄くなった状態です。胃カメラでは血管が透けて見えることで診断できます。また、腸上皮化生とは萎縮した粘膜がその修復の過程で、腸の粘膜のようなものに置き換わることです。つまり、より胃炎が進行した状態ということになります。胃カメラでは、白っぽい隆起状の粘膜 ...
「画像から見てピロリ菌に間違いない」といわれたのは、胃の粘膜が「萎縮」あるいは「腸上皮化生」を起こしていたからです。萎縮とは胃の粘膜がダメージを受け、薄くなった状態です。胃カメラでは血管が透けて見えることで診断できます。また、腸上皮化生とは萎縮した粘膜がその修復の過程で、腸の粘膜のようなものに置き換わることです。つまり、より胃炎が進行した状態ということになります。胃カメラでは、白っぽい隆起状の粘膜 ...
ensenyame88さん、回答リクエストありがとうございます。また、講演の準備のため、回答が遅くなり申し訳ありません。 確かに、口腔内は雑菌だらけであり、さらにそれらの細菌が生活習慣病に関与しているということが分かっていますので、心配されるのは当然のことだと思います。 以下の論文には、「口腔には400種以上の細菌が常在し、口腔常在菌叢形成している。<中略>デンタルプラーク1gあたり10× ...
ensenyame88さん、回答リクエストありがとうございます。また、講演の準備のため、回答が遅くなり申し訳ありません。 確かに、口腔内は雑菌だらけであり、さらにそれらの細菌が生活習慣病に関与しているということが分かっていますので、心配されるのは当然のことだと思います。 以下の論文には、「口腔には400種以上の細菌が常在し、口腔常在菌叢形成している。<中略>デンタルプラーク1gあたり10× ...
ensenyame88さん、回答リクエストありがとうございます。また、講演の準備のため、回答が遅くなり申し訳ありません。 確かに、口腔内は雑菌だらけであり、さらにそれらの細菌が生活習慣病に関与しているということが分かっていますので、心配されるのは当然のことだと思います。 以下の論文には、「口腔には400種以上の細菌が常在し、口腔常在菌叢形成している。<中略>デンタルプラーク1gあたり10× ...
まず、“imbalance index”ですが、“imbalance”は「平衡失調」、“index”は「指標」ですから、「平衡失調指標」あるいは「平衡異常指標」でよいのではないかと思います。ただ、日本語の医学系文献で“imbalance index”が用いられているものは多くはありません。以下の科研費の報告には、“heart rate turbulence (HRT) as a autonomic ...
まず、“imbalance index”ですが、“imbalance”は「平衡失調」、“index”は「指標」ですから、「平衡失調指標」あるいは「平衡異常指標」でよいのではないかと思います。ただ、日本語の医学系文献で“imbalance index”が用いられているものは多くはありません。以下の科研費の報告には、“heart rate turbulence (HRT) as a autonomic ...
ピロリ菌除菌療法では質問者の方もご存知のように、2つの抗生剤と強力な制酸剤であるプロトンポンプインヒビター(proton pump inhibitor、PPI)を1週間、服用します。服用上の注意は、これらの薬の「添付文書」にあります。武田製薬はこれら3剤を合剤化した「ランサップ」を販売していますので、これの「添付文書」を見てみましょう。ただ、武田製薬は添付文書を医療関係者にだけしか公開していません ...
この問題を考える場合、過酸化水素の殺菌作用が何によるものか、そしてカタラーゼが過酸化水素にどのような影響を与えるのかを理解する必要があります。 まず、過酸化水素の殺菌作用ですが、以下の文献のp.1187の左上に「表1. 主な活性酸素種」がありますが、この中に「H2O2 過酸化水素」もあります。つまり、活性酸素として作用することで殺菌作用を示すわけです。微生物は、H2O2から分離してきた反応性の ...
この問題を考える場合、過酸化水素の殺菌作用が何によるものか、そしてカタラーゼが過酸化水素にどのような影響を与えるのかを理解する必要があります。 まず、過酸化水素の殺菌作用ですが、以下の文献のp.1187の左上に「表1. 主な活性酸素種」がありますが、この中に「H2O2 過酸化水素」もあります。つまり、活性酸素として作用することで殺菌作用を示すわけです。微生物は、H2O2から分離してきた反応性の ...
まず、ATPとはAdenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)のことで、植物、動物の生体内に広く分布し、エネルギー源となる物質です。したがって、ATPが検出されれば生物(細菌を含む)そのもの、あるいは生物の一部分が存在することを示し、検出された部位が何らかの汚染を受けていることを示すことになります。このため、もともとは食品分野での清浄度管理に利用されていたものですが、1999年 ...
遺骨からの肝炎ウイルスの検出となると、これは法医学の分野となります。また、遺骨ですから、血液が液体の形で残存していれば生化学的な検査も可能かもしれませんが、そうでなければ遺伝子の構成成分であるDNA検査になると考えられます。それから、遺骨にも火葬後のものと自然状態のものがありますが、これによっても結果が異なってくると考えられます。 火葬であれば不可能のようです。いくつかの文献がありますが、以下 ...
遺骨からの肝炎ウイルスの検出となると、これは法医学の分野となります。また、遺骨ですから、血液が液体の形で残存していれば生化学的な検査も可能かもしれませんが、そうでなければ遺伝子の構成成分であるDNA検査になると考えられます。それから、遺骨にも火葬後のものと自然状態のものがありますが、これによっても結果が異なってくると考えられます。 火葬であれば不可能のようです。いくつかの文献がありますが、以下 ...
オキシドール(過酸化水素水)の市販品の過酸化水素(H2O2)濃度は、オキシドール消毒用液「マルイシ」3 w/v%、オキシドール「ヨシダ」2.5~3.5 w/v%、オキシドール「ケンエー」2.5~3.5w/v%と、いずれもほぼ3 w/v%です。w/vはweight/volume、重量/容積、つまり溶媒(この場合は水)100ml中の溶質(過酸化水素)のグラム数のことです。 医学的な研究としては以下 ...
オキシドール(過酸化水素水)の市販品の過酸化水素(H2O2)濃度は、オキシドール消毒用液「マルイシ」3 w/v%、オキシドール「ヨシダ」2.5~3.5 w/v%、オキシドール「ケンエー」2.5~3.5w/v%と、いずれもほぼ3 w/v%です。w/vはweight/volume、重量/容積、つまり溶媒(この場合は水)100ml中の溶質(過酸化水素)のグラム数のことです。 医学的な研究としては以下 ...
「ピロリ菌が全くいなくなるほど胃が萎縮」することや「癌化しやすい」ことは、ピロリ菌感染から胃がん発症までの流れを知ることで理解しやすくなるのではないかと思います。 正常な胃粘膜にピロリ菌が感染すると、ピロリ菌から毒素であるコアグラーゼAや細胞空胞化毒素などが放出され、そのために胃粘膜は傷めつけられ、表層性胃炎などの非萎縮性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生へと進展します。この点に関しては、以下の論文 ...
「ピロリ菌が全くいなくなるほど胃が萎縮」することや「癌化しやすい」ことは、ピロリ菌感染から胃がん発症までの流れを知ることで理解しやすくなるのではないかと思います。 正常な胃粘膜にピロリ菌が感染すると、ピロリ菌から毒素であるコアグラーゼAや細胞空胞化毒素などが放出され、そのために胃粘膜は傷めつけられ、表層性胃炎などの非萎縮性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生へと進展します。この点に関しては、以下の論文 ...
カラオケのマイクに肉眼ではっきりわかる程度の血液が付き、そしてそれを舐めてしまうようなことがあったのならば別ですが、そうでなければ心配されることはまったくありません。 エイズの原因はHIV((Human Immunodeficiency Virus,ヒト免疫不全ウイルス<エイズウイルス>)ですが、HIVが傷口や粘膜から体内に侵入すると、白血球の1種であるリンパ球に感染します。したがって、血液お ...
カラオケのマイクに肉眼ではっきりわかる程度の血液が付き、そしてそれを舐めてしまうようなことがあったのならば別ですが、そうでなければ心配されることはまったくありません。 エイズの原因はHIV((Human Immunodeficiency Virus,ヒト免疫不全ウイルス<エイズウイルス>)ですが、HIVが傷口や粘膜から体内に侵入すると、白血球の1種であるリンパ球に感染します。したがって、血液お ...
blue25appleさん、回答リクエストありがとうございます。また所用のため回答が遅くなり申し訳ありません。 さて、ピロリ菌を低温で保存した場合の菌の状態に関する研究が、順天堂大学のグループによってやられています。これは標準株(公的な菌の保存機関で保存されている性状が分かっている菌)2株と臨床分離株(患者さんから採取した菌)5株を4℃、-20℃、-80℃で3週間保存した後に調べたものです。結 ...
石鹸や洗浄剤を使用して十分に洗浄すれば、ノロウイルスを手指から落とすことは可能です。また、手を洗わない料理人がいたら、しょっちゅう食中毒を起こし、営業停止をくらって商売として成り立たなくなるのではないでしょうか。 ところで、昨年1月、浜松市で起きた学校給食のパンによるノロウイルス集団食中毒はご存知でしょうか。1300人近くが発症という大きな事件でした。この時の新聞報道には「18、19日に(パン ...
回答リクエスト、ありがとうございます。また、講演や会議の準備のための文献検索等で回答が遅くなり申し訳ありません。 まず、「印環細胞がんからスキルス性の胃がんになる確率」ということですが、胃がんが見つかれば、通常は即、内視鏡的切除を含めた手術となりますから、こうした研究はないようです。がんを放置して経過を見るというのは倫理的に問題があるからです。ただ、以下の論文は国立仙台病院外科による研究ですが ...
「消毒用ヒシヤマアルコール」はニプロファーマ㈱から発売されていた消毒薬ですが、2013年9月に名称が「消毒用アルコール配合液『NP』」に変更されています。成分は、ともに殺菌作用のあるイソプロパノール(イソプロピルアルコール)とメタノール変性アルコールです。メタノール変性アルコールとは、酒類のアルコールであるエタノール(エチルアルコール)を飲めなくするために、飲用できないメタノール(メチルアルコール ...
「消毒用ヒシヤマアルコール」はニプロファーマ㈱から発売されていた消毒薬ですが、2013年9月に名称が「消毒用アルコール配合液『NP』」に変更されています。成分は、ともに殺菌作用のあるイソプロパノール(イソプロピルアルコール)とメタノール変性アルコールです。メタノール変性アルコールとは、酒類のアルコールであるエタノール(エチルアルコール)を飲めなくするために、飲用できないメタノール(メチルアルコール ...
まず、ピロリ菌感染から胃がん発症までの流れは、以下の論文のpdfのpage.8の“Figure 1”、図1にあります。正常な胃粘膜(Normal gastric mucosa)にピロリ菌(H.pylori)が感染するとピロリ菌から毒素であるコアグラーゼ A(coagulase A)、細胞空胞化毒素 (VacA,Vacuolating toxin A)が放出され、非萎縮性胃炎(Non-atrophi ...
まず、ピロリ菌感染から胃がん発症までの流れは、以下の論文のpdfのpage.8の“Figure 1”、図1にあります。正常な胃粘膜(Normal gastric mucosa)にピロリ菌(H.pylori)が感染するとピロリ菌から毒素であるコアグラーゼ A(coagulase A)、細胞空胞化毒素 (VacA,Vacuolating toxin A)が放出され、非萎縮性胃炎(Non-atrophi ...
初めて胃のポリープを指摘され、ご心配のようですが、胃のポリープのほとんどは良性のものですから、それほど心配されることはないと考えられます。大腸のポリープの場合は、そのほとんどが“腺腫”といわれる境界病変、つまり将来がんになる危険性のあるものですが、胃の場合はほとんどが良性のものです。 以下の論文のp.618右上に、319個のポリープを調べた「表1 内視鏡的ポリペクトミー例の組織学的診断と腫瘍性 ...
初めて胃のポリープを指摘され、ご心配のようですが、胃のポリープのほとんどは良性のものですから、それほど心配されることはないと考えられます。大腸のポリープの場合は、そのほとんどが“腺腫”といわれる境界病変、つまり将来がんになる危険性のあるものですが、胃の場合はほとんどが良性のものです。 以下の論文のp.618右上に、319個のポリープを調べた「表1 内視鏡的ポリペクトミー例の組織学的診断と腫瘍性 ...
初めて胃のポリープを指摘され、ご心配のようですが、胃のポリープのほとんどは良性のものですから、それほど心配されることはないと考えられます。大腸のポリープの場合は、そのほとんどが“腺腫”といわれる境界病変、つまり将来がんになる危険性のあるものですが、胃の場合はほとんどが良性のものです。 以下の論文のp.618右上に、319個のポリープを調べた「表1 内視鏡的ポリペクトミー例の組織学的診断と腫瘍性 ...
質問者の方が、「この10年間にノロウイルスがはびこるようになった」と感じられるのは、このウイルスの名称の変遷に原因があります。 ノロウイルスは、当初は小型球形ウイルス(Small Round-Structured Virus,SRSV)と呼ばれ、その後1968年に米国オハイオ州ノーウォークの小学校で発生した集団胃腸炎で検出されたことから、ノーウォークウイルス(Norwalk viruses) ...
殺菌、除菌、消毒の違いについては、日本石鹸洗剤工業会の「石けん洗剤の基礎・『滅菌・殺菌・除菌・抗菌』などの用語」にあります。まず、「殺菌」は「文字通り『菌を殺す』ということを指し、(中略)この用語には、殺す対象や殺した程度を含んではいません。このため、その一部を殺しただけでも殺菌といえる、と解されており」とあります。また、「消毒」は「病原性微生物を、死滅または除去させ、害のない程度まで減らしたり、 ...
lambchop_9448_0607さん、回答リクエスト、ありがとうございます。 人体内に細菌、ウイルスなどの異物が入ってくると、それに反応して血液中に「抗体」が造られます。この抗体には、「中和抗体」と「感染抗体」があります。「中和抗体」は病原体に対して体の免疫機能が勝り、その病原体を攻撃し殺す働きをする抗体のことをいいます。一方、「感染抗体」は病原体に感染しても、その病原体を攻撃せず、その病 ...
lambchop_9448_0607さん、回答リクエスト、ありがとうございます。 人体内に細菌、ウイルスなどの異物が入ってくると、それに反応して血液中に「抗体」が造られます。この抗体には、「中和抗体」と「感染抗体」があります。「中和抗体」は病原体に対して体の免疫機能が勝り、その病原体を攻撃し殺す働きをする抗体のことをいいます。一方、「感染抗体」は病原体に感染しても、その病原体を攻撃せず、その病 ...
胃がんの原因の多くがピロリ菌感染であることは、間違いありません。 ピロリ菌感染者と非感染者の胃がん発症に関する研究がいくつかあります。まず、以下の文献では、280人を平均8年間追跡した結果、感染者では 2.9%が胃がんを発症したが、非感染者では胃がんの発症はまったくなかったということです(p.465、図1および同ページ右側)。 この著者の上村先生は、前任の呉共済病院でのピロリ菌研究の業績が認め ...
胃がんの原因の多くがピロリ菌感染であることは、間違いありません。 ピロリ菌感染者と非感染者の胃がん発症に関する研究がいくつかあります。まず、以下の文献では、280人を平均8年間追跡した結果、感染者では 2.9%が胃がんを発症したが、非感染者では胃がんの発症はまったくなかったということです(p.465、図1および同ページ右側)。 この著者の上村先生は、前任の呉共済病院でのピロリ菌研究の業績が認め ...
まず、尿素呼気試験のカットオフ値(cutoff value)、つまり陽性と陰性を分ける境の数値は2.5‰(パーミル、千分率)ですから、15.1‰であれば陽性であるということには違いありません。では、15.1という数値が高いかどうかということですが、以下の文献では、「(尿素呼気試験の平均値が)第1段治療前の27.93‰から第2段治療前では13.73‰と減少した」とあります。ただ、これは130例の平均 ...
まず、メタノール(メチルアルコール)の安全性に関しては、国立医薬品食品衛生研究所の「国際化学物質安全性カード」にあります。これの「身体への暴露・皮膚」に「(皮膚から)吸収される可能性あり! 皮膚の乾燥、発赤」とあります。また、許容濃度として、「TLV:200 ppm(TWA);250 ppm(STEL)」とあります。TLV (Threshold Limit Value)とは米国産業衛生専門家会議( ...
簡潔にいうと、曝露の有無により症例群と対照群に差があるとすれば、対照群の比率を非発症の対照母集団の数値に近づけるためです。 ただ、これだけでは理解してもらえないと思いますので、どうしても少し長い説明となります。 確かに、疫学の文献や書籍に質問者の方の疑問に答える内容のものはほとんどないようであり、質問者の方が疑問を持たれるのは当然ではないかと思います。日本衛生学会の学会誌に「衛生学基礎講座 ...
簡潔にいうと、曝露の有無により症例群と対照群に差があるとすれば、対照群の比率を非発症の対照母集団の数値に近づけるためです。 ただ、これだけでは理解してもらえないと思いますので、どうしても少し長い説明となります。 確かに、疫学の文献や書籍に質問者の方の疑問に答える内容のものはほとんどないようであり、質問者の方が疑問を持たれるのは当然ではないかと思います。日本衛生学会の学会誌に「衛生学基礎講座 ...
「強力わかもと」は、アスペルギルス・オリゼーNK菌培養末、乾燥ビール酵母を主成分としていますので、これらの作用をみていきます。 まず、アスペルギルス・オリゼーNK菌の効能ですが、昨年の静脈経腸栄養学会誌にわかもと製薬の研究所のグループによるラットとマウスを使った実験結果が2つ報告されています。 以下の論文は人工的にラットに大腸炎を起こし、NK菌の効果を調べています。P.58(744)の表1 ...
「強力わかもと」は、アスペルギルス・オリゼーNK菌培養末、乾燥ビール酵母を主成分としていますので、これらの作用をみていきます。 まず、アスペルギルス・オリゼーNK菌の効能ですが、昨年の静脈経腸栄養学会誌にわかもと製薬の研究所のグループによるラットとマウスを使った実験結果が2つ報告されています。 以下の論文は人工的にラットに大腸炎を起こし、NK菌の効果を調べています。P.58(744)の表1 ...
「強力わかもと」は、アスペルギルス・オリゼーNK菌培養末、乾燥ビール酵母を主成分としていますので、これらの作用をみていきます。 まず、アスペルギルス・オリゼーNK菌の効能ですが、昨年の静脈経腸栄養学会誌にわかもと製薬の研究所のグループによるラットとマウスを使った実験結果が2つ報告されています。 以下の論文は人工的にラットに大腸炎を起こし、NK菌の効果を調べています。P.58(744)の表1 ...
まず、「ピロリ菌をころす」治療を日本語で医学的にいうと“ピロリ菌除菌療法”(Helicobacter pylori eradication therapy)となります。この除菌療法では、プロトンポンプ阻害剤(PPI、Proton pump inhibitor、商品名:オメプラール、タケプロン、パリエットなど)、アモキシシリン(ペニシリン系抗生物質、商品名:サワシリン、アモリンなど)、クラリスロマイ ...
まず、「ピロリ菌をころす」治療を日本語で医学的にいうと“ピロリ菌除菌療法”(Helicobacter pylori eradication therapy)となります。この除菌療法では、プロトンポンプ阻害剤(PPI、Proton pump inhibitor、商品名:オメプラール、タケプロン、パリエットなど)、アモキシシリン(ペニシリン系抗生物質、商品名:サワシリン、アモリンなど)、クラリスロマイ ...
飲酒も喫煙もともにピロリ菌除菌療法が失敗する危険性を高めます。どちらも胃液の分泌を亢進させますが、胃液が増え胃内のpHが低下すると(胃酸の濃度が高くなると)、ピロリ菌除菌の為の抗生剤の効果を低下させます。このために、除菌療法が失敗する危険性を高めるわけです。 それぞれについて詳しく見ていきますが、まずアルコール摂取によって胃酸分泌が盛んになることはよく知られています。以下の文献は、十二指腸の粘 ...
ピロリ菌の感染は、要するに細菌感染ですから、残念ながら「大人になっても感染」します。 以前、内視鏡検査(胃カメラ)後に稀にですが、急性の出血性胃炎(急性胃粘膜病変、Acute Gastric Mucosal Lesion、AGML)が起きることが知られていました。これを内視鏡検査後のAGMLですので、PE-AGML(Post Endoscopy-Acute Gastric Mucosal Le ...
胃の粘膜は、凹凸でできた「胃小区」(gastric area) で構成されています。質問者の方の胃は「粘膜がメロン状に網状になっている」ということですから、「萎縮性胃炎」が疑われるということになります。胃粘膜の萎縮(老化と理解してもらっていいと思います)に伴い、胃小区はメロンの皮のような網状になるからです。 このことに関しては、以下の論文のp.49(775)の左側および次ページ上の写真が参考に ...
胃の粘膜は、凹凸でできた「胃小区」(gastric area) で構成されています。質問者の方の胃は「粘膜がメロン状に網状になっている」ということですから、「萎縮性胃炎」が疑われるということになります。胃粘膜の萎縮(老化と理解してもらっていいと思います)に伴い、胃小区はメロンの皮のような網状になるからです。 このことに関しては、以下の論文のp.49(775)の左側および次ページ上の写真が参考に ...
まず、「胃カメラで細胞を取って調べるピロリ菌検査では偽陰性が出やすい」という点ですが、確かにそうです。内視鏡を使ったピロリ菌の検査は、いずれも胃の中の2~3ヶ所から組織 (粘膜) を採って検査しますので、たまたまピロリ菌がいないところから採るということもあり得ます。実はピロリ菌がいる胃でも胃の中に万遍なくいるわけではなく、まだら模様にいるからです。このために、実際にはピロリ菌がいるのにいない、つま ...
質問者の方は、注射や採血、またその他の皮膚消毒に使用するアルコールに対してアレルギー反応がないかを調べられたいのでしょうか。そうだとしたら残念ながら、マキロンではパッチテスト(貼付試験)はできません。というのは、マキロンのアルコール、この場合はエタノールですが、濃度が極めて低いからです。第一三共の以下のサイトにマキロンsの成分がありますが、マキロン100ml(約100g)中に消毒効果がある塩化ベン ...
まずLG21についてですが、これのピロリ菌抑制作用が東海大学医学部の古賀教授のグループと明治乳業の共同研究で発見されました。古賀先生のグループが以下の論文で単独では除菌はできないが、抗生剤との併用でクラリスロマイシン耐性菌に対して効果があったと報告しています。Abstract (要約) までですが、以下の文献です。 Ushiyama A, et al. ”Lactobacillus gasse ...
結論から言うと、醸造酢の方が体にいい可能性があると考えられます。 2004年にJAS規格(日本農林規格)が改訂され、それまで一般向けの合成酢には60%以上の醸造酢の混合が規定されていたものがなくなっています。このために、合成酢は醸造酢が少ししか含まれていない、人工的に合成した酢酸に調味料等を加えたものでもよくなったようです。この点に関しては、以下の文献のp.107にあります。 井上陽一郎: ...
結論から言うと、醸造酢の方が体にいい可能性があると考えられます。 2004年にJAS規格(日本農林規格)が改訂され、それまで一般向けの合成酢には60%以上の醸造酢の混合が規定されていたものがなくなっています。このために、合成酢は醸造酢が少ししか含まれていない、人工的に合成した酢酸に調味料等を加えたものでもよくなったようです。この点に関しては、以下の文献のp.107にあります。 井上陽一郎: ...
結論から言うと、醸造酢の方が体にいい可能性があると考えられます。 2004年にJAS規格(日本農林規格)が改訂され、それまで一般向けの合成酢には60%以上の醸造酢の混合が規定されていたものがなくなっています。このために、合成酢は醸造酢が少ししか含まれていない、人工的に合成した酢酸に調味料等を加えたものでもよくなったようです。この点に関しては、以下の文献のp.107にあります。 井上陽一郎: ...
「元々、感染していない場合に訂正いたします」ということですから、ピロリ菌に感染していなければ「胃がんのリスクは限りなく0」なのかということと理解して、お答えしたいと思います。 ピロリ菌感染者と非感染者の胃がん発症に関する研究がいくつかあります。まず、以下の文献では、280人を平均8年間追跡した結果、感染者では 2.9%が胃がんを発症したが、非感染者では胃がんの発症はまったくなかったということで ...
「元々、感染していない場合に訂正いたします」ということですから、ピロリ菌に感染していなければ「胃がんのリスクは限りなく0」なのかということと理解して、お答えしたいと思います。 ピロリ菌感染者と非感染者の胃がん発症に関する研究がいくつかあります。まず、以下の文献では、280人を平均8年間追跡した結果、感染者では 2.9%が胃がんを発症したが、非感染者では胃がんの発症はまったくなかったということで ...
まず、28という数値が高いかどうかということですが、尿素呼気試験のカットオフ値(cutoff value)、つまり陽性と陰性を分ける境の数値は2.5‰(パーミル、千分率)ですから陽性であるということになります。次に、数値が高いとピロリ菌の量も多いのかとことが気になります。しかし、尿素呼気試験の結果は必ずしもピロリ菌の菌量を反映するものではなさそうです。以下の文献はスペインでの研究ですが、「尿素呼気 ...
まず、『単純盲検法と二重盲検法』の違いですが、これは以下の論文のp.65の「(2) 盲検化」にあります。 中野重行:治験, 臨床試験, 臨床研究とCRC.臨床薬理.Vol. 34.2003 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscpt1970/34/2/34_2_63/_articl... 少し付け加えると、被験者(患者)が新薬かプラセボ(偽 ...
まず、『単純盲検法と二重盲検法』の違いですが、これは以下の論文のp.65の「(2) 盲検化」にあります。 中野重行:治験, 臨床試験, 臨床研究とCRC.臨床薬理.Vol. 34.2003 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscpt1970/34/2/34_2_63/_articl... 少し付け加えると、被験者(患者)が新薬かプラセボ(偽 ...
ピューラックスは次亜塩素酸ナトリウムを6%含む殺菌剤ですから、0.02%ですと300倍希釈して使用ということですね。 ppmに直すと200ppmとなり、これは厚生労働省がノロウイルスの消毒に推奨している濃度ですから、適切な濃度となります。 次に、「何回でも使えるか」ということですが、次亜塩素酸ナトリウムは便や嘔吐物等の有機物(タンパク質、脂肪など)と反応し濃度が低下していきます。このため、消毒 ...
ピューラックスは次亜塩素酸ナトリウムを6%含む殺菌剤ですから、0.02%ですと300倍希釈して使用ということですね。 ppmに直すと200ppmとなり、これは厚生労働省がノロウイルスの消毒に推奨している濃度ですから、適切な濃度となります。 次に、「何回でも使えるか」ということですが、次亜塩素酸ナトリウムは便や嘔吐物等の有機物(タンパク質、脂肪など)と反応し濃度が低下していきます。このため、消毒 ...
ピューラックスは次亜塩素酸ナトリウムを6%含む殺菌剤ですから、0.02%ですと300倍希釈して使用ということですね。 ppmに直すと200ppmとなり、これは厚生労働省がノロウイルスの消毒に推奨している濃度ですから、適切な濃度となります。 次に、「何回でも使えるか」ということですが、次亜塩素酸ナトリウムは便や嘔吐物等の有機物(タンパク質、脂肪など)と反応し濃度が低下していきます。このため、消毒 ...