著者
中村 洋一
出版者
公益社団法人 日本語教育学会
雑誌
日本語教育 (ISSN:03894037)
巻号頁・発行日
vol.148, pp.72-83, 2011 (Released:2017-02-17)
参考文献数
28

大規模日本語テストの実現可能性を考える時,コンピュータ適応型テスト(CAT)には,大きな貢献が期待できる。コンピュータ適応型テストとは,コンピュータを使い,個々の受験者に適する項目を適宜判断しながら出題し,効率よく受験者の能力を測定するテストで,その原理は,視力検査によく似ている。本稿では,まずその原理と,それを可能にするテスト理論の項目応答理論を概観し,コンピュータ適応型大規模日本語テストの開発を進めていくための,基本的な課題を考察する。一般的な課題として,言語能力の構成要素,学習行動目標の設定,分割点・到達基準の設定,アイテムバンクの構築言語テストに関する啓蒙をとりあげる。次に技術的な課題として,マルチメディア・テスティング,移植性とアクセス可能性の高い日本語特有の表示方法の確立,項目バンキングソフトウェアの開発,総合的なCATシステムのプログラム開発をとりあげる。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 4 posts, 2 favorites)

【全文公開】中村洋一(2011)「コンピュータ適応型テストの可能性」『日本語教育』148号https://t.co/2K2F0FDX1b
【全文公開】中村洋一(2011)「コンピュータ適応型テストの可能性」『日本語教育』148号https://t.co/2K2F0FDX1b
【全文公開】中村洋一(2011)「コンピュータ適応型テストの可能性」『日本語教育』148号https://t.co/2K2F0FDX1b
コンピュータ適応型テストの可能性 https://t.co/XxPbolKEoE

収集済み URL リスト