著者
江島 清 湯浅 真 西出 宏之 土田 英俊
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1988, no.11, pp.1846-1851, 1988-11-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
24

2-[trans-2-[[L-[2-hexadecylcarbamqy1-1-[[3-(2-methyl-1-imidazoly1)propy1]carbamoyl]]ethyl]carbamoyl]ethenyl]-5,10,15,20-tetrakis(α,α,α,α-o-pivalamidophenyl)porphyrinatoiron(II)[1]は界面活性剤であるポリ(オキシエチレン)誘導体やリン脂質との相溶性がよく, 高い効率でミセルやリポソームに包埋され, 水溶液に可溶化した。ミセルまたはリポソームに包埋した [1] の水溶液中での酸素および一酸化炭素の結合親和性はそれぞれ 30~40mmHg, O.02mmHg で, 赤血球のそれらに類似した値であった。酸素および一酸化炭素の結合・解離速度定数も赤血球の値に近かった。

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J-STAGE Articles - 2-位置側鎖にイミダゾリル基をもつ5,10,15,20-Tetrakis(α, α, α, α-o-pivalamidophenyl)porphyrinatoiron(II) のミセルおよびリポソーム水溶液での酸素結合反応 江島 清, 湯浅 真, 西出 宏之, 土田 英俊 早稲田大学理工学部 日本化学会誌 1988 年 https://t.co/r8GRNMPvmc

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