著者
黒川 徹
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.45-51, 2021 (Released:2022-01-15)
参考文献数
9

【要旨】遠城寺式乳幼児分析的発達検査法は1960年に発表され、1975年に九州大学小児科改訂版が出版された。本検査法は運動、社会性、言語の各々の領域の発達を評価し、その凹凸をグラフで示し、しかも経過も分りやすく表示され、発達の特徴が一見して分かる。検査に多くの時間を要しない、設問が日常生活に密着し、特別な用具も不要であるところから、小児を専門とする者であれば、比較的容易に検査ができる。それ故、本検査法は小児保健、小児医療、教育、発達学等幅広い分野で、全国津々浦々で長年に亘って用いられて来た。

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@ichigodai1413 デンバーとか遠城寺式とかはネットに転がってるけどどうかな…自己判断というか、簡易というか、になるけど… https://t.co/ycMQh67ebE https://t.co/kjETAsWsB8
遠城寺式乳幼児分析的発達検査、気になって調べちゃったよ https://t.co/qQOPkc7Cvp

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