著者
亀井 淳 佐々木 真理 赤坂 真奈美 千田 勝一
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.348-352, 2002-07-01 (Released:2011-08-10)
参考文献数
20

Epstein-Barr (EB) ウイルス脳症に起因する不思議の国のアリス症候群において, これまで頭部画像検査による特異的な異常は記載されていない.今回, EBウイルス脳症に罹患して本症候群に特徴的な身体像の奇妙な変形, 幻視, 離人症状を呈し, 頭部CTで異常がなく, MRIの T2強調像で大脳灰白質に広範かつ散在性の高信号と腫脹を認めた10歳の女児を経験した.このM RI所見は1週間後に改善した.EBウイルス脳炎・脳症で視覚性錯覚や精神症状を示した症例の中には, 本症候群が診断名としては用いられていないが, MRIの異常を一過性に認めたとする報告がある。したがって, 本症候群を形成する症状がみられた場合は, タイミングを逃さずにMRI検査を行う必要があると考えられた.

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https://t.co/UC6Etuod4w ほーん…わりと論文あるんだ今度読もう
#不思議の国のアリス症候群 は、統合失調症でも生じ得ますが、それが誤診のこともあります。 実は、片頭痛との関連やてんかんの関係もあると言われているのです。 なのでもし疑われた際には神経内科受診も選択肢にあげるとよいかもしれません。 画像: 亀井,et al.,2002より https://t.co/rMR1LNirWi https://t.co/thVkJPuKkS https://t.co/lrUxGgnMLy

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