- 著者
-
松居 吉哉
- 出版者
- 公益社団法人 応用物理学会
- 雑誌
- 応用物理 (ISSN:03698009)
- 巻号頁・発行日
- vol.51, no.5, pp.513-516, 1982-05-10 (Released:2009-02-09)
- 参考文献数
- 30
第2次大戦後,日本の光学レンズは目覚ましい発展を遂げるに至ったが,それを支えた技術的な基盤の一つに光学系のsynthesisに関連する理論がある.その中でも重要な位置を占めるのが収差論とズームレンズの設計理論である.これらが実際のレンズ設計で果たす役割と,日本における研究の発展について概観する.