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OA
マリーゴールドカルス中の殺線虫活性とα-ターチオフェン含量
著者
藤本 忠明
京 正晴
宮内 由起夫
真山 滋志
出版者
Japanese Society for Plant Cell and Molecular Biology
雑誌
植物組織培養
(
ISSN:02895773
)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.177-180, 1990 (Released:2010-04-30)
参考文献数
14
被引用文献数
1
2
マリーゴールド (Tagetes patula L.) で確立された組織培養系カルスのヘキサン抽出物中に高い殺線虫活性が検出された. 異なるホルモン条件下で誘導, 継代されたカルス系統間で, その殺線虫活性は大きく異なった. 最も高い活性は0.1ppmのNAAを含むMS寒天培地上で誘導, 継代された緑色カルスにおいて見られた. その殺線虫活性およびα-ターチオフェン含量は試験管内栽培された植物体の根においてみられるものに匹敵した. いくつかの異なる系統のカルスのヘキサン抽出物を, HPLC分析した結果, 殺線虫活性はおもにα-ターチオフェン含量に相関するものの, α-ターチオフェン以外の殺線虫物質の存在をも示唆した.
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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DOI Chronograph
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