著者
王 俊貞 大月 翔平 高橋 智一 鈴木 昌人 青柳 誠司 神崎 務 大野 泰史
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2014年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.611-612, 2014-03-01 (Released:2014-09-01)

蚊の穿刺動作を模倣した低侵襲性の微細針を開発するため,蚊の針の穿刺行動及び吸血行動を観察した.本研究では蚊の口針が皮膚内部へ侵入していく様子と吸血動作をより詳細に観察するため,側面方向から穿刺動作を観察可能な特殊な人工皮膚を開発した.この人工皮膚は食用寒天を主材料とし,内部に人間の血液が仕込まれている.結果,蚊の口針がこの人工皮膚へ侵入し,血液を吸引する様子を観察することに成功した.

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@Insect_loves 蚊の口吻がー 実は複数の部分に分かれててー それが刺された時に痛みを感じない理由の一つ(もちろん唾液中に含まれる麻酔成分が大きいとはゆえ)だって話からー 細くて痛みの少ないチョウチョのついた点滴針の開発が進んだって話もあるからー 応用の可能性は十分だと思うです https://t.co/k5PLy2H1zj

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