著者
柏原 翔一 木崎 通 杉田 直彦
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2019年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.213-214, 2019-03-01 (Released:2019-09-04)

近年の工作機械は加工精度と加工能率を更に高めるために,従来よりも高剛性・高減衰性・低熱膨張性である工作機械構造体を開発することが求められている.そこで,本研究ではミネラルキャストを適用した高剛性・高減衰性・低熱膨張性である構造体を開発することを目的とする.ミネラルキャストの外殻を鉄で覆った構造体を提案し,解析や実験により静的変形・減衰性が従来の鋳鉄の構造体よりも高く熱膨張が小さくなったことを確認した.

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#ミネラルキャスティング の「ハイブリッド化」はいかがですか?金属、天然石、樹脂、或いはCFRP等との組み合わせが可能。強力な接着力ゆえ界面剥離は聞きません。それぞれの素材の良さ(剛性、軽さ、減衰性等)を持ち寄り、バランスの良い部材が出来そうです。 【参照論文↓】 https://t.co/RJTXd3of24
#ミネラルキャスティング は「人工石」だし、どうも衝撃には弱いなぁ…とご心配の場合は、金属(鋳物、製缶)構造体とのハイブリッドはいかがですか? 構造体の隙間にミネラルキャスティング(=比重はアルミ並)を充填して、強度と減衰性を両立できます。研究論文もありますよ↓ https://t.co/RJTXd3of24

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