著者
鈴木 伶音 髙橋 和詩 荒川 知輝 田澤 士琉 佐藤 陽菜乃 川﨑 興太
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画報告集 (ISSN:24364460)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.439-446, 2023-03-10 (Released:2023-03-10)
参考文献数
9

本研究の目的は、原発被災地の自治体職員の現状や課題を把握することである。本研究を通じ、原発事故後には非正規職員が増加しており、原発事故前の行政経験がある正規職員は全体の3割にすぎないということ、業務量が多いと感じている職員が多く、遠距離通勤や家族との別居など、原発事故による被害を引きずっている者が少なくないことが明らかになった。今後の検討課題として、復興に関しては、被災者の支援の充実について指摘されることが多いが、その被災者を支援する基本的な行政主体は自治体であることから、同時に自治体職員の支援の充実が必要であることを指摘した。

言及状況

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福島大学 共生システム理工学類の川﨑興太教授および研究室の学生による調査研究の成果です。 記事の中で論文のURLも記載いただきました。 『双葉郡8町村における自治体職員の現状と課題』 鈴木伶音,髙橋和詩,荒川知輝,田澤士琉,佐藤陽菜乃,川﨑興太 都市計画報告集 https://t.co/cOaaTzuTBX https://t.co/LvafoyqTjc
元論文 J-Stage へのリンクがつないであります。これはすばらしいです! https://t.co/0lOVPKMv0K

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