著者
小原 謙一 吉岡 史晃
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.28, no.6, pp.801-804, 2013 (Released:2014-01-21)
参考文献数
19
被引用文献数
1

〔目的〕インソールによる足底刺激部位の違いが,静止立位時の足圧中心動揺に及ぼす影響を明らかにすることとした.〔対象〕下肢機能に疾患のない健常人40名とした.〔方法〕足圧中心動揺の測定には,重心動揺計を用いた.足底刺激として凸部のあるインソールを採用し,刺激部位の異なる4つの群(全足底刺激,前足部刺激,踵部刺激,刺激無し)間で足圧中心動揺の程度を比較した.〔結果〕足圧中心動揺の外周面積と矩形面積において,前足部刺激群は刺激無し群と比較して有意に低値を示した.〔結語〕インソールによる前足部への刺激は,足圧中心動揺をより減少させ得る.

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靴インソールによる足底刺激部位の違いが足圧中心動揺に与える影響 ・全面に刺激を与えるでも効果あり ・最も効果高いのは前足部に刺激を入れるタイプ ・ブレないというより、メカノレセプターでブレた時にすぐ修正 ・若い人中心に実験したので、高齢者に効くかは今後の課題 https://t.co/1AOR7BV6fW

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