著者
琴寄 崇
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.10-18, 1986-02-15 (Released:2017-11-30)

15種の木粉類につき,初めに常圧空気中におけるTG-DTAを測定し,材種による違いがどの程度現れるかをみた後,断熱型の昇温過程記録装置を用いて常圧乾燥空気中かつ断熱条件下における,樹木中の各部位の発火性の差異や木粉に色々な爽雑物が混入した場合の発火性の変化について数種の実験的知見を収集した.次いで,堆積物の熱発火限界温度を求めるために従来筆者等が提案してきた手法を,これらの木粉類に適用したところ,実測値にほぼ一致する値が得られた。本手法を用いると,従来の諸法によるよりもはるかに簡単に堆積物の熱発火限界温度を求めることができる.

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堆積 した おがくず ( 木粉 )の 発火点 の一覧です。燃えやすい材は およそ 120℃ の段階でもう 自然発火 が起こりうるんですね。 木工 DIY 等されてる方はくれぐれも 事故 に気をつけてください。 https://t.co/abxrYcjU4z 木粉類の酸化発熱性状と熱発火限界温度/ 琴寄崇 より引用 https://t.co/HY8KwaVejw
この事件で小学生でもわかるのにとか言ってるやつらいるけど、おがくずの自然発火温度と白熱電球の温度なんて普通覚えてねーだろw 俺もわざわざ今調べたけどこいつらは頭に入ってるんか? https://t.co/fhAv1MbMB6 そもそも低温発火自体理解してるやつら少なそうだけどもw https://t.co/Gl2SANAjZH

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