著者
上浦沙友里・伏脇 裕一
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.137-144, 2018-04-15 (Released:2018-04-15)
参考文献数
43
被引用文献数
1

近年,我が国および欧米諸国において大量に殺虫剤として使用されているネオニコチノイド系農薬について,その種類,生産量,環境汚染および食品汚染例,毒性とヒトおよび生態系に与える影響などについて考察した.特に,世界各地において,ネオニコチノイド系農薬の散布に伴い,ミツバチの大量死とミツバチの減少による農産物への被害が深刻化している現象についても問題点として指摘し,ネオニコチノイド系農薬散布についての課題について言及した.

言及状況

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@KawadaOffice ◆ネオニコチノイド系農薬の環境と食品汚染の現状と課題(2018) https://t.co/xACXUcI3ec
@universalsoftw2 この間、有機リン系、カーバメート剤による死亡者は3,178人だったが、ネオニコ系による死亡者は5人だったそうです この辺に色々資料名載ってますね https://t.co/EsSgzwKyL4
@sairaku_agri 有意義な記事ですね、勉強させてもらいます。 それと1000倍はこの記事かも。https://t.co/bnPbOKLcGD
@yasufumisimoga1 @cmk2wl 1000倍の話も知らなくはないんですけど、これ以降4年も続く話がない物で、もしかしたら他の論文出してくれるかなと期待してたんですけどね。https://t.co/0tjN0LBYK1
@kurarakirakira 参考になります。 一読理解。りんごの皮を剥くか剥かないか。というよりりんごを食べないか食べるかという選択肢になる。 ネオニコチノイドはミツバチの話で環境問題という理解しかなかった。くぐったらもっと深刻 https://t.co/pAGMiKLX3k でもりんごは皮ごと食べることにする

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