著者
竹村 明久
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.89-92, 2018 (Released:2019-10-30)

近年普及の著しい加熱式たばこについて、発生する化学物質の調査は徐々に進み始めているが、臭気評価に関してはほぼ皆無である。今後の喫煙可能な空間では、必要換気量算定におけるCO や粉塵の寄与が従来の燃焼式たばこより大幅に減少すると推測される。一方、有害物質のみを基準として少量の必要換気量が設定されることが今後生じれば、データが不十分な臭気環境が劣悪になる可能性が想定されたことから、本研究では濃度をパラメータとした加熱式たばこの臭気評価傾向を把握することを目的として臭気濃度測定と主観評価実験を行った。

言及状況

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確かに加熱式煙草の方がマシ(まだ我慢できるラインが高い)だが、同時に「タバコ吸う本人」が非喫煙者に対して煙草の臭いに対してニブい・閾値が高いことも示唆している 「iQOSやけんくさくないよ」は明らかにデタラメだが、「変わらないくらい臭い」はだいぶ言い過ぎかも https://t.co/R3kscOJin4 https://t.co/H4Afm32h3r https://t.co/5XNImbPx2q
タバコの臭気に対する容認率について調べると、おもしろい論文があった。 加熱式は、燃焼式(従来)よりも、臭気濃度に対する非容認率は減少するが、非喫煙者群に絞ると、少しの臭気濃度で許容基準を超えてしまう。 https://t.co/szK4uX1dZZ https://t.co/nuaSZEyKMy https://t.co/WACom1tm7Q

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