著者
藤井 進也
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.79-85, 2012 (Released:2016-04-15)
参考文献数
47
被引用文献数
1

音楽家は,日々弛まぬ練習を積み重ね,初心者にとっては大変困難なリズム運動の生成と同期を実現することができる.これら音楽家の身体運動には,巧みなリズム運動の神経制御メカニズムや,学習に伴う中枢神経系の適応的変化の仕組みを解くための鍵が多く潜んでいる.本稿では,世界最速ドラマーをはじめとした音楽家の運動制御研究について紹介し,高度なリズム運動の生成と同期を実現する音楽家の身体運動制御戦略について解説する.

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「シングルで1分間に1247回叩くドラマーの筋肉動員メカニズム」に関する学会誌を発見した、すげえ 個人的まとめ ・脱力が超大事 ・逆手も訓練で伸びる ・手首の筋肉を利用している ・遅筋を抑えて速筋を選択的に動員 その他 ・一般人のシングルは秒速12〜4 閲覧用↓ https://t.co/Xv3FWJ5UrT
論文一回よもうと思ったら、同期現象もやってるんか。。 https://t.co/kQgoKyllbh
なお、そのとある研究はコチラ。 "音楽リズム運動の生成と同期," 藤井進也, バイオメカニズム学会誌, 2012. https://t.co/oYS1X5TSkN この研究内容と結果はかなり面白いです。実験では、なんと【世界最速ドラマー】の筋肉の動きも測定しているんです。これ、マジでスゴイ!!
世界最速ドラマー の筋活動のひとつの大きな特徴は,屈筋群・伸筋群ともに立ち上がりが早く、ごく一瞬に活動を停止。 リズムの維持と速さは利き手の反対の腕の強化が必要そう。 https://t.co/3Dvvag36im

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