著者
山田 実
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.241-244, 2014 (Released:2016-04-16)
参考文献数
4

転倒発生のトリガーとなる動作としては,躓き,滑り,踏み外しという足元の状況判断を誤ったことによるものが多い.ここで紹介するMulti-target step(MTS)は,移動中の足元に対する注意要求を課するものであり,MTS test が不得手な高齢者(移動中の足元の注意要求課題への対応が困難な高齢者)は転倒リスクが高いと判断される.また,MTS トレーニングは転倒予防トレーニングとして有用であり,6 ヶ月間の継続実施によって転倒・骨折数を減少させることが示唆されている.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 6 favorites)

【TUGでついでに動作分析②】 (山田実:2014 解説) 転倒ハイリスク 足を交叉するクロスステップになる 視線は近くで場当たり的 転倒ローリスク 足を交叉しないサイドステップをする 視線は遠くで予測的 TUGの方向転換時の分析の参考にしてます https://t.co/ASazofLYd4 #引用が自論文3つ凄い https://t.co/zx8afywLRB https://t.co/aC2uZnVAuy

収集済み URL リスト