著者
鈴木 竜太
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.26-38, 2011-06-20 (Released:2022-08-20)
参考文献数
47

本論文は,集団レベルのタスクと目標の相互依存性,集団凝集性の個人の進取的行動(proactive behavior)への影響を,研究開発部門を対象とした調査によって明らかにした.調査結果からは,仕事の相互依存性と集団凝集性が高い集団では,そこに所属するメンバーの進取的行動が促されることが示された.また,自律的に仕事が設計されている人ほど,進取的行動が促されるが,目標が集団で設定されている集団であるほど,その影響が強くなることが示された.

言及状況

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最近はカタカナでプロアクティブと書かれているのをよく見る気がする。ここでは進取的と訳されていますね。鈴木先生の単著につながる研究 J-STAGE Articles - 職場における創意工夫のマネジメント: 関わり合う集団の研究開発者の進取的行動への影響に関するクロスレベル分析 https://t.co/iBtp1xL0ph

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