著者
青木 英孝
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.18-30, 2021 (Released:2022-01-11)
参考文献数
31

トップ・マネジメント特性,経営者インセンティブ,所有構造などの企業ガバナンス要因が,粉飾決算,産地偽装,実験データ改竄,カルテルなどの意図的不祥事,およびリコール,情報漏洩,集団食中毒などの事故的不祥事に与える影響を定量的に検証した.その結果,コーポレート・ガバナンスは企業不祥事に影響すること,不祥事の種類によって有効なガバナンスが異なること,ガバナンスでは防げない不祥事もあることが判明した.

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因果関係が逆の可能性もあるのでは? つまり、 ・意図的な不祥事が増え、 ・会計不正の確率が高まり ・偽装・改竄が行われやすくなる 上記の会社は、社外取締役を採用することが多く、もちろんメインバンクからの社外取締役も採用することがある。 https://t.co/n5kMVBZ5Iv https://t.co/qqwgIiNYR6

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