著者
石川 達也 竹内 大介 玉山(加藤) 葉 倉島 彰
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
pp.20-00075, (Released:2021-06-11)
参考文献数
27
被引用文献数
3

三重県早田浦の磯焼け海域で2010年2月から2019年12月にガンガゼ類の除去実験を行った。ガンガゼ類はダイバーおよび船舶からの捕獲により除去した。磯焼け海域に除去区を3区設け,海藻被度とウニ類,サザエ,アワビ類の密度を調査した。継続的な除去でガンガゼ類密度が低く保った結果,除去区の海藻被度が増加した。また,除去前と比較してガンガゼ類以外のムラサキウニやナガウニ類等のウニ類密度が増加し,ウニ類の種数増加が認められた。除去前に確認されなかったサザエやアワビ類が,海藻被度が増加した後に確認された。

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「三重県早田浦のガンガゼ類除去区における海藻被度, ウニ類相および有用貝類個体密度の変化」 石川達也, 竹内大介, 玉山(加藤)葉, 倉島彰 日本水産学会誌 87 (4), 386-392, 2021 https://t.co/DJ9R7ydGVV
J-STAGE Articles - 三重県早田浦のガンガゼ類除去区における海藻被度,ウニ類相および有用貝類個体密度の変化 https://t.co/uYDOFEKcaq

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