著者
山崎 一麿 新井 英樹 川口 誠 塚田 一博
出版者
日本胆道学会
雑誌
胆道 (ISSN:09140077)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.184-188, 2007-05-31 (Released:2012-11-13)
参考文献数
13

症例は76歳, 男性. 平成17年夏, 炎天下での山仕事からの帰宅後より, 四肢の脱力感及び歩行困難が出現.翌日,屋内で倒れているところを発見され救急車にて搬送された,熱中症による横紋筋融解症に合併した急性腎不全と診断され透析治療が開始されたが,その後右上腹部痛を認めるようになり入院第5病日に外科へ紹介された.腹部CT,MRI検査により,胆嚢内腔にガスと液体からなる鏡面像,胆嚢壁内と胆嚢周囲に拡がるガス像そして胆嚢周囲から右側傍結腸溝に及ぶ膿瘍が指摘された.以上より気腫性胆嚢炎の穿孔と診断し,同日胆嚢摘出術とドレナージ術を施行した.横紋筋融解症に合併した気腫性胆嚢炎の報告は過去になく,希な症例と考えられたので若干の文献的考察を加えて報告する.

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自分は慢性胆囊炎系の胆汁漏れが周りの組織=タンパク質組成の細かい成分(横隔膜とか横紋筋とか平滑筋)の小さいトラブルを誘引と思っているのですが、実際、熱中症から横紋筋融解症と胆囊炎を併発したお年寄りの事例が。 熱中症とも胆囊は関係してると想像してますが https://t.co/HqL0B19UCO

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