著者
羅 成圭
出版者
国際タウリン研究会
雑誌
タウリンリサーチ (ISSN:21896232)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.22-24, 2018 (Released:2019-11-11)

本 Short Review では、タウリンの「投与期間」 や「投与による組織中タウリン濃度の変化」の 2点 に着目し、スポーツ科学分野におけるタウリン投与 が運動パフォーマンスに及ぼす効果についてまと めた。本レビューでは、一過性のタウリン投与は血 中タウリン濃度を増加させるものの運動パフォー マンスを向上させることは難しいということ、また 慢性投与によって骨格筋のタウリン濃度を高める ことで運動パフォーマンスが向上する可能性が高 いということが示された。「タウリン投与」に関す る研究は現象論レベルの報告が多く、これから「な ぜ」「どのように」タウリン投与が運動パフォーマ ンスを向上させるのか更なる研究が望まれる。

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”筋中タウリン濃度の増加にはタウリンをあ る程度の量と期間摂取することが必要であり、運動 パフォーマンスの向上には血中タウリン濃度より も筋中タウリン濃度の増加が重要な因子である可 能性を示している” パフォーマンス向上には タウリンローディング https://t.co/dqmNOfP7mr

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