著者
宮田 泰彦 清水 恭成 趙 晋輝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.20, no.38, pp.23-28, 1996-06-20 (Released:2017-10-13)

人間の色彩知覚の研究は, 心理学・生理学などの分野で行なわれて来たが, 工学的なモデルによる定量的な研究は難しいとされている。また, 色の知覚は, それが多分に主観に依存する以上, 常に錯視であるとさえ言えよう。本研究では, Color simultaneous contrast illusionおよびColor appearance illusion等を題材に, 相互抑制型ニューラル=ネットワークという単純なモデルを用いて色の錯視を工学的に実現することを試みた。さらに、色空間における曲率を求めることにより, 色空間の幾何学を定量的に考察する。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 2 favorites)

1996年の記事 https://t.co/YaWAMyTzlP

収集済み URL リスト