著者
遠藤 謙一郎
出版者
日本笑い学会
雑誌
笑い学研究 (ISSN:21894132)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.93-102, 2015-08-01 (Released:2017-07-21)

日本の文化・生活における「間(ま)」の重要性については、いろんな分野で研究されている。話芸においても、無言・沈黙の時間の「間」が述べられている。今回、落語の「間」を考えるときに、特に意図的に短縮された時間もしくは一切省略された「間合い」が多用されていることに着目し、これを「端折りの間合い」とよび検討を加えた。その「端折りの間合い」を具体例にて3つの類型に分けて提示し、イ.ながれ、ロ.かぶせ、ハ.いきなり、と分類してその演技上の効果について解説を試みた。

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"落語の「間(ま)」についての一考察:遠藤, 謙一郎;笑い学研究, 2015年 22巻 p.93-102 https://t.co/qdk9E3cFCM
いわゆる間って奴かなぁと。 映画とか落語とか漫画とか芝居とか。話術やストーリー性があるものが特にだけど。 富野監督や噺家さん、伊集院さんとかがしきりに言ってたなぁ。 https://t.co/p9CRU1yydc https://t.co/lszyRs1eXf https://t.co/Erg3up3zFR

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