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背外側橋核(Dorsolateral Pontine Nucleus:DLPN)は追従眼球運動に関与する部位ですね。 少々マニアックな眼球運動の神経科学領域の用語なので、総論的な教科書では、出てこないかもしれません。 下記にこの部位について研究した論文やこの領域を研究している研究室のホームページを載せましたので、ご覧ください。 Role of the Dorsolateral Ponti ...
背臥位を基準にして、寝返り終えた側臥位から工程を1つずつ増やして練習し、最後に寝返り全体の工程を練習する方法のようです。下記の論文に詳細が記載されています。 http://ci.nii.ac.jp/els/110009890644.pdf?id=ART0010416942&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no ...
狭窄だけなら、特に症状は出ません。 今後、狭窄が進み、血管が詰まった際に脳梗塞を生じます。 運がいいと、一過性虚血発作(TIA)で済むこともありますが、近年、実際にはTIAも微小梗塞が残存することが解ってきています。 現状に対する治療法としては、脳底動脈狭窄に対する血管内治療で、ステントという狭窄部を広げるものをカテーテルで血管を通して設置する治療法があります。 https://w ...
通常、血液を固まりにくくする薬を術前に変更します。短時間で作用が切れるヘパリンという薬に変更して、手術6時間程度前に中止して、術後に血を固まりにくくする薬を再開するという処置を取ることが多いです。 ただし、この処置したグループは、手術前後に休薬で対応していたグループと比べて、出血合併症が増加しています。 休薬している手術直後に血栓が脳や肺に飛んでしまうケースも不幸にもあります。 http ...
脳室周囲白質軟化症の一つのタイプの画像所見が該当します。 これはある種の脳性麻痺の発症要因となっています。 ただし、小児の脳はかなり予備力が大きいため、どの程度の障害を持つのか、軽度で済むのかどうかは今後の発達状況の確認必要です。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn1969/26/6/26_6_475/_pdf http://ww ...
通常、ウェルニッケ失語では、障害の自覚に乏しく、ジャーゴンや多弁傾向が見られます。 発話の乏しさと頭頂側頭葉の皮質下出血という点から、視床後部の障害による視床性失語の要素も呈していると考えられます。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkmu1956/43/1-2/43_30/_pdf
古い検査で、高齢者では標準化されていません。経験的に用いられている状態です。 WAISの積み木課題は標準化され年齢平均も算出されていますので、こちらを利用しましょう。 自動車運転の評価では簡便なので持ちいられていたりしますが。 TMTの原本を日本語化したA4版は、日本の高齢者で標準化した研究報告があります。TMTの鹿島版は60代以下のデータしか見当たりません。 下記はいくつかの ...
6分で持久力をみるというのは、そもそも疑問です。6分では持久力は正常という判定は下せません。歩行速度や歩行効率は見ることができますが…。 健常者なら、数時間歩けて当然ですからね。 実用上、1時間歩ければ、買い物もだいたい行けるので、この位は欲しいですね。スーパーで買い物をしているとすぐに30分位経ってしまうので、体力が低下している方であれば、1時間が最低の目標かと思います。それ以下の場合は、生 ...
とても残念なことですね。全身麻酔の手術の場合では、発症は0.01%で、死亡率3.4%とのことです。 麻酔では、ごく稀に重篤な合併症があることが知られています。 薬剤でのアナフェラキシーショックは5分程度で急速に進行し、心停止に至るとされていますが、より急速な場合もあります。 重篤な症状ですから、適切な処置をしても救命しきれないこともあります。 病院側の過失の可能性がある部分 ...