小次郎 (@kojiro_speech)

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錯語分類は概ねこれで良いと思う。 また、音断片、中断、記号素性錯語、言語性保続、各種錯語の打ち消し、なども分けて考える。 誤反応分析を丁寧にすることで障害メカニズムが明確になり、対象者への適切な訓練法の立案につながる。 https://t.co/cO24mN6mJt
Exnerの書字中枢とは? 仮名に強い純粋失書、失タイプ、などとの関連性が考えられているが、、、 本論文は丁寧できめ細やかな研究手法。 私見では、Exnerは仮名の文字-音韻変換に関わると考える。 https://t.co/t0IuQUt238
視覚失語 絵を見て意味システムまで達しているかどうかで、連合型視覚失認とは区別。 さらに感覚モダリティ別に評価し、視覚呼称に特異的な障害かどうかで、失名詞失語と区別。 前者を証明するのが難しい。 https://t.co/5W7w38HhOf
失タイプ(dystypia)の報告が増えている中、1モーラタイピングの情報処理過程を示した論文。 https://t.co/AIRyXqHLEY
松田実先生の名著。シンポジウムだからこその自由は発想と発言。行き過ぎた表現があるけれども、節々に臨床を大切にされているのが伝わってくる。 J-STAGE Articles - 読み書き障害の認知神経心理学-その貢献と弊害ー https://t.co/jt0bq11g3a
本邦においては、この論文の以前と以後で失構音(アナルトリー)の捉え方が変わった、と言っても良いのではないか。中心前回中下部が責任病巣で良い、そして皮質-基底核ループの障害で失構音は出現する。 Pierre Marieの方形が現代になって形を変えて捉えれた。 https://t.co/d6WchcoPAL
音韻性失名詞と音韻バッファーの問題は分けて考えたい。音韻性失名詞が主症状である失語症例では、復唱にて音韻的エラーが出ない。音韻バッファーの問題が主症状である伝導失語例では、復唱にて音韻的エラーが出現する。勿論、双方が障害される例は存在する。 https://t.co/ZQ5rduztm7
新造語の出現機序 音韻障害の重篤、と言われることが多かった中、日本語話者における失語症の新造語出現例を分類し、それぞれの経過、出現機序を分析された、非常に丁寧な研究。 https://t.co/4GoKmfiwjg
失語症のある方の錯語。非語を表出してしまう、というのは、まさに陽性症状。音韻性錯語、新造語、記号素性錯語の表出は、健常者では逆に難しいと思う。 https://t.co/fEKC2M0POg
失語性失読は音読の障害。 純粋失読は読解の障害。 失語性失読の介入は音読のみを見るのではなく、音声言語の問題とあわせてみていく。 純粋失読の介入はなぞり読みや逐字読みだけでなく、読解を狙っていく。 フラッシュカード法はその考え方。 https://t.co/5wGIwqvl65

1 0 0 0 OA 一般演題

@FfMou0siEcLDqoI 今、ざっと調べただけですが、日本語では論文になっていないようです。祖父江先生が音声言語医学会で発表されています。 https://t.co/hP6O44ZoeS
中川先生の一連のお仕事は、失語症の予後について数多くの示唆を与えている。 私の考察を含めると、①音韻障害を有すると予後がよくない、②音読は改善すると悪くならない、③書字は成績が下がりやすい https://t.co/2CxNgR7U3L
失構音(anarthrie)の分類は、これで共通理解として良いと思う。その機能局在としては中心前回中下部。しかし、皮質-基底核ループの障害でも出現する。皮質と皮質下ではその症状が異なり、対応も異なる。それはフィードフォワードとフィードバックの考え方が有用。 https://t.co/d6WchcFSCL
SLTA仮名の理解≠語音認知の評価 文字呈示しているので注意。課題にどのような方略で対応しているのか。文字形態の対応、音韻の対応、いずれにおいても文字-音韻変換と音韻-文字変換も同時に考える必要がある。前者が仮名一文字の音読、後者が仮名の書取、をみるべき。 https://t.co/PPyJfiURuK
失語例はすべてほどほどに類似し、ほどほどに相違する、という波多野先生の素晴らしいお言葉。 その学問を学ぶためには、歴史を理解することである。 #失語症 https://t.co/iFiTMQlpUz
キーワード法 鈴木先生、物井先生の発表から年月が経ち、その系統を少し変えつつある。 見事なリハビリで上手くいけば効果がバツグン。こういう訓練法が増えていくと対象者への還元に繋がる。 #失語 #読み書き #キーワード法 https://t.co/aIekO26eQv
側頭葉後下部病変の漢字の失読失書。visual word form areaと呼ばれるこの領域の損傷で漢字に強い失読失書が出現する。その障害構造を検討された論文。研究方法がとても緻密で丁寧。 https://t.co/3PhZsgC2Lm
岩田誠先生の「二重回路モデル」を再考されて、「重みづけられた二重回路モデル」を提唱される櫻井先生。表記妥当性や文字の学習、重みづけ、などを考えさせられる脳内情報処理モデル。もっと詳しい論文があった気がする。 https://t.co/OKotX7RoDv
純粋失読へのリハビリテーション 「なぞり読み」の限界をどのように超えていくか。純粋失読は読解の障害、訓練目標は生活場面への般化、等が網羅された論文。https://t.co/5wGIwqvl65

8 0 0 0 OA 失語症

失語症の基本。 神経心理学の基本的な文献。 環シルビウス裂領域では音韻障害、環環シルビウス裂領域では語彙障害、というのがセンセーショナル。 https://t.co/MC6UpWhIP7
音韻失読の訓練②村田ら2019 拡大鏡を用いた音読訓練。 拡大鏡を用いることで一文字ずつ系列的に音読(文字-音韻変換ができるため、まとめ読みで語彙化錯読してしまうというのを防ぐことができる。 非常に臨床的で即時効果が出る。 https://t.co/fscz6yEfDq
音韻失読の訓練①唐澤ら2015 文字を使用しない音韻操作課題と順序情報処理課題の効果。 音韻処理訓練が音韻失読の非語音読を改善させるが、文字-音韻変換の脆弱性という点には効果が出ない。 https://t.co/GvOp36wDRX
岩田誠先生が読みの二重回路モデルを発表して、世界に衝撃を与え、その後、三井記念のさくら櫻井先生が重みづけられた読みの二重回路説に改定した。音韻経路と形態経路。語形情報が蓄えられると徐々に形態経路が主体となる、というのを「重みづけられた」と表現した。 https://t.co/mSPvw0UTud

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