著者
奥田 昌明 安田 喜憲 瀬戸口 烈司
出版者
Japan Association for Quaternary Research
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.287-295, 1999-08-01

ギリシャ南島部コパイ湖の最終氷期に多産するキク亜科化石花粉について詳細な研究を行った結果,おもに<i>Matricaria</i>型および<i>Centaurea</i>から構成されていることが明らかとなった.この組成は,トルコのアナトリア高原南西部から報告されている後氷期の花粉組成ときわめてよく似ている.このことは,トルコの高原地帯における完新世の植生が,ギリシャ南部海岸低地における最終氷期植生の相似型となりうる可能性を示している.

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