著者
岩本 有司 森田 拓真 小路 淳
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産學會誌 = Bulletin of the Japanese Society of Scientific Fisheries (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.76, no.5, pp.841-848, 2010-09-15
被引用文献数
5

先行研究が行われている有明海筑後川河口域とは環境条件が異なる広島湾北部および太田川水系 2 河川下流域においてスズキ仔稚魚の出現と食性を調査した。仔稚魚の分布密度は砂浜海岸に比べて河川内浅所において有意に高かった。仔稚魚の消化管内容物は枝角類とカイアシ類が中心であり,それらの種組成は各河川および定点の餌料生物環境に対応して変化した。<i>Sinocalanus sinensis</i>(汽水性カイアシ類)が主要餌料生物となる筑後川下流域だけではなく,太田川下流域もスズキ仔稚魚の主要な生息場であることが明らかとなった。<br>

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論文名では「○○○河川における○○魚の○○」って書いてあるけど、大抵はコペポーダが登場する(°_°) 例えば https://t.co/c6vAh1R2w1 https://t.co/ximHxJLSi1

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