著者
松倉 隆一 澤田 浩一 安部 幸樹 南 憲吏 永島 宏 米崎 史郎 村瀬 弘人 宮下 和士
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産學會誌 = Bulletin of the Japanese Society of Scientific Fisheries (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.79, no.4, pp.638-648, 2013-07-15
参考文献数
33
被引用文献数
6

標準体長(SL) 3.1~7.7 cm のイカナゴ当歳魚について,周波数 120 kHz におけるターゲットストレングス(TS)を姿勢角±30°の範囲で測定した。音響理論散乱モデルで推定した理論 TS と比較すると,姿勢角 0°付近で最大値 −68.8~−60.8 dB(実測)及び −68.7~−61.5 dB(理論)を示した。実測値と理論値の差は −1.6~0.9 dB と小さく,特に±10°のメインローブの範囲でよく一致した。採集海域の条件で推定した最大 TS と SL の関係は <i>TS</i>=43.1 log <i>SL</i>−96.1 となった。<br>

言及状況

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こんな論文どうですか? 仙台湾周辺におけるイカナゴ Ammodytes personatus 当歳魚のターゲットストレングス測定とモデル計算による比較(松倉 隆一ほか),2013 https://t.co/KkJIqSNJzA

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