著者
西村 明 小泉 宣夫
出版者
東京情報大学
雑誌
東京情報大学研究論集 (ISSN:13432001)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.79-92, 2004-02-20
被引用文献数
3

いくつかの種類のディジタルオーディオ機器におけるサンプリングジッター測定の結果を示した。解析信号を用いたジッター測定は、CD-Rメディアの製造メーカの違い、信号のビットパターン、ディジタル信号伝送系、DAC, ADCそしてプレーヤのクロック発振器など、複数の要因が、オーディオ機器の微細なジッター特性に影響を与えていることを示した。ジッター測定を通じて得られた最大のジッター成分振幅は、ジッター周波数2 Hz以上において、2nsを下回った。従来の周波数変動検知実験の結果と比較すると、この程度のジッターが音質に与える影響を聴取者が検知することは困難であると予想される。

言及状況

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@jo4efc これですかね? https://t.co/Phj8jYXkkz
ちなみに、ジッター関連の学会論議はこの論文( http://t.co/kRO5RaOjqH )によってお前らの今までの実験はちゃんとジッターを付加できてなかったんだよ!になり、更にABXでの評価は高度感性情報の再現には向かないということも分かってきて、分け分からん。

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