- 著者
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翁長 謙良
吉永 安俊
趙 廷寧
- 出版者
- 琉球大学
- 雑誌
- 琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
- 巻号頁・発行日
- vol.45, pp.149-155, 1998-12-01
歩測は現在まで依然として重要な測量方法の一つである。歩幅を確定し, 身長との関係を明らかにすることは, 人間の体型と歩行習慣を知る上で, また, 野外調査などにおける概略の測距に便利である。1985年から学生の測量実習を通じて, 琉球大学農学部に在学中の男子190名, 女子46名の身長と歩幅の資料を収集し, それらの相関について検証した。本研究では, 多元回帰分析方法によって, 身長による歩幅の予測式を作成し, 下記の結果を得た。男子 : Y=0.38X+0.09(r=0.738) 女子 : Y=0.36X+0.16(r=0.754) 全体 : Y=0.26X+0.31(r=0.706)