著者
昆野 安彦 松田 一寛 小西 和彦
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.182-184, 2002-08-25
被引用文献数
4

ウメエダシャクは北海道、本州、四国、九州、対馬に分布するシャクガ科シャクガ亜科の一種である。発生は年1回で幼虫はウメ、モモ、スモモ、ナシ、アンズ、リンゴなどのバラ科果樹類のほか、ニシキギ(ニシキギ科)、エゴノキ(エゴノキ科)、ガマズミ(スイカズラ科)など、7科17種の葉を食害する多食性の蛾として知られている。また、多発生した場合はウメの害虫として認識されることもある。本種の寄生蜂に関する報告はこれまでないが、今回、蛹から羽化した寄生蜂を調査した結果、5科6種の寄生蜂を確認することができたのでここに報告する。

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ウメエダシャクの羽化、先週末からぽつぽつとはじまって。もう二百頭くらいは飛んでる。ふわふわ優雅。捕食されてるようすみないし、ハチ擬態、有効なのかな。寄生蜂だってつくはず(http://t.co/LHRTTDNWdW)なのに気配ない。蛹の抜け殻で見分けてみようか。陽射しの弱い日に。

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