著者
増田 彰則 出口 大輔 山中 隆夫 黒木 敦朗 黒木 克郎 鄭 忠和
出版者
一般社団法人日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.42, no.8, pp.521-528, 2002-08-01
被引用文献数
1

内科治療中に急性増悪し,手術適応と診断された難治性潰瘍性大腸炎患者に心身医学的治療を併用した結果,寛解し社会復帰した.自律訓練法,指尖皮膚温度のバイオフィードバックによる心身のリラクゼーションと自ら前向きに治療に取り組むようになったことが病態の改善に効果的に作用したと考えられた.内科的治療が奏効しない急性増悪例に対して,心身医学的治療を併用することは有用であると思われる.

言及状況

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心身医学に興味を持っている昨今 watching: CiNii 論文 -  急性増悪した潰瘍性大腸炎に対する心身医学的治療の効果 : 手術適応の診断を受けた1例 - http://ci.nii.ac.jp/naid/110001116947

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