著者
長谷川 清三郎 山口 禎
出版者
神戸大学
雑誌
兵庫農科大學研究報告. 農芸化学編 (ISSN:04400216)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.61-62, 1958

本実験は水稲の出穂直前に台風(暴風雨)にあてたものについて, その後の水分と炭水化物含量を測定した。茎葉3部位別の水分は処理区の方が対照区よりも常に[table]若干少く, その後回復の見込は殆んどない。また3部位別に水分の多少をみると葉身の含量は最も少く茎は最も多く葉鞘は両者の中間にあたり, これらの差は何れも僅少であるが全て有意差をもつている。全糖と澱粉含量は処理区の方が多い傾向を示した。これは前報の結果とともに出穂期或はその後に台風をうけた稲は穂への同化産物の移行が若干妨げられて3部位に貯蔵的な状態で一時存在しているものと思われる。

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こんな論文どうですか? 潮風が水稲に及ぼす影響 : (IV). 出穂期の台風が茎葉中の水分及び炭水化物含量に与える影響(長谷川 清三郎ほか),1958 http://t.co/tfF4xoCQ
こんな論文どうですか? 潮風が水稲に及ぼす影響 : (IV). 出穂期の台風が茎葉中の水分及び炭水化物含量に与える影響(長谷川 清三郎ほか),1958 http://id.CiNii.jp/E709L

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