著者
只木 進一 菊池 誠 杉山 雄規 湯川 諭
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.166-171, 2000-03-05
被引用文献数
4

自動車の流れ,特に交通渋滞は,私たちが日常的に経験する現象であり,その原因の理解と対策は今日の大きな社会的問題の一つです.交通流の理解及びその制御の研究は,1950年代からこれまで交通工学の分野で続けられてきました.近年,物理モデルによる統一的な交通流現象の理解への研究が始まっています.本稿では,高速道路上の交通流に対する追従モデルとセルオートマトンモデルを中心に,物理的モデル化を通した交通流研究の動向を示したいと思います.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (4 users, 4 posts, 2 favorites)

ここに出てくる人は、あの人と同一人物なんだろうか? 西成教授の数学やりなおし本の影響で、渋滞学も借りたのだが、あとがきに名前が出てきて驚いた。 https://t.co/vy7iZuoupn

収集済み URL リスト