- 著者
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川口 喜三男
呉敬軍
和田 幸一
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告アルゴリズム(AL) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.1993, no.48, pp.119-126, 1993-05-28
一定の面積の自動倉庫を十分利用するためにより多くの部品を保管し,かつ効率よい出荷作業が要求されている.それを実現するために,平面自動倉庫に置ける荷台の移動操作の最小歩数についての研究がなされている.本論文は,未だ解決されていない三つの空位を持つN×M(≧)平面自動倉庫において任意の位置にある荷台を自動倉庫の出口まで移動するのに要する最小歩数関数を決定する.又,M=2の場合の最小歩数関数は一般の場合の解においてM=2と置く事によっては解は得られないので,M=2の場合に対して最小歩数関数を別個に決定する.The minimum number of sliding operations (steps) for moving a palette in an automatic warehouse was considered. In this paper, we consider the function of the minimum number of steps for a palette at any position in the aotumatic warehouse of size N×M(M≧2) with three spaces to be moved to the exit of the automatic warehouse.