- 著者
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鷲坂 光一
山崎 憲一
廣津 登志夫
尾内 理紀夫
- 雑誌
- 全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.54, pp.59-60, 1997-03-12
- 被引用文献数
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これまで日本語形態素解析は, 機械翻訳などを行うための最初のステップとして用いられることが多かった. ここでの解析間違いは当然のことながら後のステップの解析精度に影響を及ぼす. このため, これまでは形態素解析の精度の向上を主眼として研究が進められてきており, 計算量についての研究なども幾つか見られるものの, 実システムの速度はそれほど重視されていなかった. しかし, 形態素解析を情報検索のような大量の文書処理に適用する場合, 処理の高速性が極めて重要となる. 本論文では, 応用の立場から形態素解析の速度向上の重要性を指摘するとともに, 我々が実装したシステム「すもも」における高速化技法を述べ, 最後に評価結果を示す.