著者
平津 大輔 長尾 智晴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
巻号頁・発行日
vol.98, no.577, pp.1-8, 1999-02-05
被引用文献数
3

セル型神経回路網(Artificial Cellular Neural Network; ACNN)とはユニット間の結合をユニットの近傍のみに制限したニューラルネットワーク(Neural Network; NN)である. 階層型ニューラルネットワークや完全結合型ニューラルネットワークを一般的なICとして実現する際は信号線の交錯, 信号の遅延といった難題に阻まれ, 素子の集積化, 高密度化が容易ではないが, セル型神経回路網は各素子(ユニット)を結ぶ結線の交錯という問題から解放される構造のため, ハードウェアとしての実現がより容易であると推測される. 本報告では強化学習の分野において難題であるとされるSuttonの迷路をACNNに解かせることにより, ACNNが持つ時系列信号処理能力を示す.

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こんな論文どうですか? Suttonの迷路を解くセル型神経回路網(平津大輔ほか),1999 http://id.CiNii.jp/NjL7L セル型神経回…

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