著者
塩谷 浩之 伊達 惇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.358, pp.1-7, 2000-10-12
被引用文献数
2

自乗誤差最小やその改良型は, 多くの工学的応用において用いられている学習方式である.しかしながら統計的枠組みにおいては, 擬距離のクラスを利用した推定方式があり, その場合, 一般的にはデータから生成されたヒストグラム密度などを構成し, それを用いて推定を行うなどの必要がある.本研究においては, 多層パーセプトロン上でエスコート分布の性質を用いることで, α-尤度に対応する学習則を導出し, その学習則が通常の誤差逆伝播法と同様な直接的な計算で可能になることを示し, 通常のBP学習では大きく影響されるような誤差データを含む場合の多層パーセプトロンの学習に応用する.

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こんな論文どうですか? エスコート分布とα尤度を用いたMLPの学習(塩谷浩之ほか),2000 http://id.CiNii.jp/NjPVL

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