著者
堀 桂太郎 根本 孝一 伊藤 彰義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
巻号頁・発行日
vol.97, no.558, pp.77-84, 1998-02-19
参考文献数
9
被引用文献数
2

従来から手書き漢字認識に有効とされている特徴抽出法に、外郭方向寄与度(P-DC)特徴がある。しかし、P-DC特徴は、文字の変形の仕方によっては、特徴ベクトルが大きく変動してしまう場合もある。本報告では、先に提案した、外郭局所的輪郭線(P-LOVE)特徴を用いて、文字線の内部情報よりも文字の輪郭線情報に着目した方が、ある種の変形については、より有効な特徴ベクトルの抽出が行えることを示す。さらに文字線の方向を楕円近似する新しい特徴抽出法である、外郭局所的モーメント(P-LM)特徴を提案する。ETL-9Bを用いた識別実験で、P-LOVE特徴とP-LM特徴は共に、P-DC特徴よりも高い識別率を得た。

言及状況

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

@hgot07 sorry professor,the email is reject by the host .I amnot clear about p-Lm http://t.co/8NnIRRbBmy would help send mainmonkey@163.com
.@YSAIQS 個々の文字の認識ではP-LM特徴を用いており、論文に書かれているとおりです。 http://t.co/wkd3mVAyEL 文字のマッチングについては、ごく初歩的なユークリッド距離を使っています。 http://t.co/wkd3mVAyEL とりあえず。

収集済み URL リスト