著者
根本 孝一
出版者
日本下水道協会
雑誌
下水道協会誌 (ISSN:00214639)
巻号頁・発行日
vol.42, no.515, pp.14-17, 2005-09-15
著者
堀 桂太郎 根本 孝一 伊藤 彰義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
巻号頁・発行日
vol.97, no.558, pp.77-84, 1998-02-19
参考文献数
9
被引用文献数
2

従来から手書き漢字認識に有効とされている特徴抽出法に、外郭方向寄与度(P-DC)特徴がある。しかし、P-DC特徴は、文字の変形の仕方によっては、特徴ベクトルが大きく変動してしまう場合もある。本報告では、先に提案した、外郭局所的輪郭線(P-LOVE)特徴を用いて、文字線の内部情報よりも文字の輪郭線情報に着目した方が、ある種の変形については、より有効な特徴ベクトルの抽出が行えることを示す。さらに文字線の方向を楕円近似する新しい特徴抽出法である、外郭局所的モーメント(P-LM)特徴を提案する。ETL-9Bを用いた識別実験で、P-LOVE特徴とP-LM特徴は共に、P-DC特徴よりも高い識別率を得た。
著者
額田 均 八木橋 操六 馬場 正之 土原 豊一 根本 孝一 成瀬 桂子 中村 二郎 マルカス ミュラー 小笠原 早織 辻井 麻里 デニース マックラクラン
出版者
(財)額田医学生物学研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

1)高血圧が糖尿病性神経障害の発症・進展に関与していることは、大規模疫学調査から証明されたが、高血圧自体が末梢神経障害を惹起するかは不明だった。今回、高血圧ラットを用いた実験において、高血圧自体が末梢神経障害を起こすことが明らかになった。また、高血圧ラットの末梢神経では、糖尿病性神経に認められたのと同様に、虚血・再灌流傷害に対して形態学的・電気生理学的に脆弱性を認める。2)糖尿病性神経障害の発症機序は解明されていない。糖尿病ラットを用いて、神経内鞘マクロファージの活性化が、その発症に関与していることが証明された。3)末梢動脈閉塞症に伴う痛み・灼熱感、血行再建術後に出現するしびれなどの感覚障害に対しては早急な治療法の確立が望まれる。HGF遺伝子の逆行性神経内導入により感覚障害の改善が認められた。本法は虚血再灌流障害に対する有効な治療法となりうると考えられた。