著者
松村 雅史 中野 剛 西原 一嘉 吉田 正樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響
巻号頁・発行日
vol.98, no.231, pp.37-42, 1998-07-31
参考文献数
18

本研究では、バイオリン音生成時の運動パラメータと生成音の音響的性質の関係を調べるために、運弓、弓圧を総合的にコンピュータ制御可能なバイオリン音生成システムを試作した。まず、本システムでは、10-40cm/sの速度で運弓している場合において、2.5gWの精度で弓圧力が制御可能であることを示した。次に、音階制御機構部についての基礎実験として、弦を押さえる荷重と発生音のスペクトルの関連を実験的に調べた。バイオリン音のスペクトルで倍音生分とそれ以外の成分の比mを特徴パラメータとし、弦を押さえる荷重(100-400gW)との関係を測定した。その結果、荷重が小さい場合、mの値は小さく、聴覚的印象も悪いが、荷重を大きくするとmが急激に高くなり、聴覚的印象も良くなる傾向が示された。

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バイオリンのことが信じられないほど研究されつくしてる。一般人がどう頑張ってもたどり着かない領域。たまたま発見。こりゃ読むだけで数日掛かる。 https://t.co/pAXBbGJnwL
なんか想像以上に凄い事やってるようだ。 https://t.co/pAXBbGJnwL

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