著者
中西 洋喜 小笠原 克久 沼田 亜紀子 野口 新 吉田 和哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.637, pp.9-15, 2001-02-16
被引用文献数
1

軌道環境保全という観点から, 故障衛星がスペースデブリとなって漂いつづけるという問題は今後ますます深刻になっていくと考えられ, これらを回収する技術が求められている.ロボットアームを搭載した無人衛星によって、故障した衛星を回収・軌道外投薬することが議論されている。この場合, ターゲットが協力的(姿勢安定, グラプルフィクスチャー装備)であることが要求されるが, 故障衛星にそのようなことを望むことはできない。本論文では, 非協力衛星を協力化させる衛星回収システム"The TAKO-Flyer"を提案する.The TAKO-Flyerはターゲットに多関節グリッパー"TAKO-Gripper"を用いてソフトに抱きつき, その姿勢を安定化させ, ロボット衛星により回収が可能となるような機能を提供する.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? The TAKO(Target Collaborativize)-Flyer : ターゲットを協力化させる衛星回収システム(中西 洋喜ほか),2001 http://t.co/NRc7h2FBi6

収集済み URL リスト