著者
西田 崇 新村 正明 不破 泰
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術
巻号頁・発行日
vol.98, no.625, pp.9-16, 1999-03-04

本研究では, 産業用機械のシーケンス制御を従来のプログラマブルコントローラを用いる代わりに, FPGAを利用したシーケンス制御用ハードウェアを設計使用する方法について提案する. FPGAを使用することにより,制御の高速化,大規模化,迅速なシーケンスの切り替えなどが可能となる.FPGAにディジタル回路を実現するには,ハードウェア記述言語を用いて記述する方法が一般的になりつつあるが,ユーザが容易にシーケンスを記述できるよう,ぺトリネット及びラダー図で記述したシーケンスをハードウェア記述言語に自動変換するツールを作成した.本ツールの変換方法として,関数形言語と呼ばれる中間言語を間に介することで,処理の簡略化や各記述手法の相互変換が可能となる.このツールを用いて実際にシーケンスモデルを制御し,その有効性を確認した.

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こんな論文どうですか? 関数形言語を用いたFPGAによるシーケンスハードウェアの設計ツール(西田 崇ほか),1999 http://t.co/Sl4qUmj0zA

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