著者
安本 護 池田 尚志 豊倉 完治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRU, パターン認識・理解
巻号頁・発行日
vol.94, no.423, pp.87-95, 1994-12-16

マルチメディア環境の進展に伴い、従来のような画一的なフォントだけではなく、多様なフォントデザインが求められるようになってきている。その中に、ユーザの個性を表現できる手書き風文字を望むものがある。しかしながら、日本語文書の表現には非常に多くの漢字が必要であり、これをユーザごとにデザインすることは事実上不可能である。そこで、我々は漢字の構造的特徴に着目し、漢字をへんやつくりなどの部分字形に分解し、その組合せによって手書き風フォントを自動生成することを考えた。本稿では、常用漢字1945文字を対象に入力された手書き文字データから基本部分字形及び漢字生成規則を抽出して個性的なフォントの生成を試みた。

言及状況

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@pleist 安本ら1994によれば少なくとも、JIS X 0208 は1012個の部品でカバーできるらしいです。具体的な内容は書かれていませんが… ⁑CiNii 論文 - 部分字形組合せを用いた手書き風フォントの自動生成 http://t.co/CqdlYfCpSS

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