著者
葛 崎偉 吉岡 尚美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CST, コンカレント工学
巻号頁・発行日
vol.98, no.371, pp.17-24, 1998-10-29

本論文は、2プロセッサを用いてプログラムネットを実行する際のスケジューリング手法を設計する。対象のプログラムネットは有向閉路を持たなくSWITCH-lessプログラムネットであり、用いられる優先リストは静的と動的なリストが混在する混合型のものである。本論文では、まず個々のAND-nodeが高々一つの入力枝しか持たないプログラムネットに対し、そのスケジュールが最適となるような優先リストL^*を提案する。次に、L^*を拡張し一般のプログラムネットに対応した優先リストL^<**>を設計する。最後に、遺伝的アルゴリズムを用いてL^<**>で生成されたスケジュールの性能検証を行い、そのスケジュールが最適に近いものであることを示す。

言及状況

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こんな論文どうですか? 混合型優先リストによるアサイクリックSWITCH-lessプログラムネットの2プロセッサスケジューリングについて,1998 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003300078

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