著者
吉岡 尚美 植木 順子 佐藤 宏子
出版者
東海大学
雑誌
東海大学紀要. 体育学部 (ISSN:03892026)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.97-103, 2005-03-31

The purpose of this paper is to discuss an efficacy study of recreation activities in a longterm care facility. Having the lack of social understanding of recreation for the elderly with Dementia and other disabilities, this paper first discusses the needs and issues of efficacy studies on recreation activities in long-term care facilities, following by an explanation of two key-words, Tanoshimi and Ikigai. Then the paper will discuss a qualitative way of examining influences of recreation activities on Tanoshini and Ikigai among older people.
著者
吉岡 尚美 重藤 誠市郎 内田 匡輔
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.344_3-344_3, 2016

<p> 発達障害児者が地域でスポーツ活動に参加する機会は依然として十分でないことが指摘されている(Yoshioka、Uchida、Shigeto & Yamato、2016)。特に、中学生以降になると、学校のクラブ活動や地域のスポーツクラブに参加することが困難であるケースも多く、運動する機会がより一層少なくなるという保護者の声がある。本研究は、このような声を受けてボランティアで始められたスポーツプログラムへの継続的な参加が対象者の生活機能にもたらす影響と課題について、ICF(国際生活機能分類)モデルに当てはめて考察することを目的とした。結果、8年間に亘る活動は、対象者にスポーツという「活動」を提供し、「できる活動」を見つける機会になっているとともに、スポーツに「参加」するという生活機能に寄与していると考えられ、一部の身体機能・能力の改善、スポーツ参加への意欲(個人因子)にもつながっていることが示唆された。一方で、肥満(健康状態)や就労の継続(社会参加)、異性とのコミュニケーションに寄与できていないケースも明らかになり、プログラムにおける課題や対象者ごとの目標を再検討する必要性が示された。</p>
著者
吉岡 尚美
巻号頁・発行日
2012

Thesis (Ph. D.)--University of Tsukuba, (A), no. 6257, 2012.3.23
著者
葛 崎偉 吉岡 尚美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CST, コンカレント工学
巻号頁・発行日
vol.98, no.371, pp.17-24, 1998-10-29

本論文は、2プロセッサを用いてプログラムネットを実行する際のスケジューリング手法を設計する。対象のプログラムネットは有向閉路を持たなくSWITCH-lessプログラムネットであり、用いられる優先リストは静的と動的なリストが混在する混合型のものである。本論文では、まず個々のAND-nodeが高々一つの入力枝しか持たないプログラムネットに対し、そのスケジュールが最適となるような優先リストL^*を提案する。次に、L^*を拡張し一般のプログラムネットに対応した優先リストL^<**>を設計する。最後に、遺伝的アルゴリズムを用いてL^<**>で生成されたスケジュールの性能検証を行い、そのスケジュールが最適に近いものであることを示す。
著者
葛 崎偉 吉岡 尚美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CST, コンカレント工学
巻号頁・発行日
vol.98, no.220, pp.47-54, 1998-07-28
被引用文献数
1

本論文は、2プロセッサを用いてリストトケジューリングを行なったときのプログラムネットの挙動を調べる。対象のプログラムネットは有向閉路を持たなくSWITCH-lessであり、さらに個々のAND-nodeが高々一つの入力技しか持たないものとする。優先リストは静的と動的なリストが混在する混合型のものである。本論文では、まず実行中のプログラムネットの状態を解析し、(i)それぞれのノードの優先順位、(ii)最優先ノードの入力トークン数および(iii)最優先ノードの数に関する性質を求める。そして、これらの性質を利用して、混合型優先リストによって得られたスケジュールが最適となるための一つの重要な定理を証明する。最後に、プログラムネットの挙動を解明するためのネット構造性質を与える。