著者
宮城 一郎 當間 孝子 長谷川 英男 只野 昌之 福永 利彦
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.259-262, 1992
被引用文献数
2 6

1990年5月, 8月, 石垣島での日本脳炎伝搬蚊の調査時に, 水田からCulex vishnuiの幼虫と蛹が多数発見された。本種はCx. pseudovishnui Collessと形態的特徴が酷似するためしばしば混同されてきた。Cx. vishnui幼虫の形態的特徴は胸部背面に微細な突起(spicules)を有し, 腹部6-III∿VI毛は2分岐, 1-VI, 1-VI毛は3∿4分岐, 1-V毛は4∿5分岐, 側鱗(combscales)は通常18∿25個であった。本種はこれまで明確な記録はなく, 今回が琉球列島で初の生息記録となる。

言及状況

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ネッタイシマカの発見例 http://t.co/jgYyAQMx4O Culex vishnui の発見例 http://t.co/jhV5hsXp80

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