著者
酒井 洋樹 中野 裕子 山口 良二 米丸 加余子 柳井 徳磨 柵木 利昭
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.65, no.6, pp.731-735, 2003-06-25
被引用文献数
2 7

4歳雄ボルゾイの皮膚の悪性組織球症より新しい犬の細胞株CCTを樹立した. CCTは緩く接着しつつ増殖し,倍加時間は約30時間であった.ラテックスビーズと混合培養によりCCTはビーズを旺盛に貧食し,免疫染色でビメンチンおよびリゾチーム,細胞化学染色で非特異的エステラーゼおよび酸性ホスファターゼが陽性を呈し,組織球の性質を示した.さらに,ヌードマウス皮下接種により,原発腫瘍と同様の特徴を有する腫瘍を形成した.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 2 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 皮膚悪性組織球症由来の新しい犬の細胞株CCTの樹立(酒井 洋樹ほか),2003 https://t.co/BFBUk8qTin
こんな論文どうですか? 皮膚悪性組織球症由来の新しい犬の細胞株CCTの樹立(短報)(病理学)(酒井洋樹ほか),2003 http://id.CiNii.jp/QS9ZL

収集済み URL リスト