著者
付 鑑宇 唐沢 好男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.85, no.11, pp.1884-1894, 2002-11-01
被引用文献数
8

本論文ではOFDM変調方式を用いて多くのユーザが混信なく回線接続ができる無線アクセス方式:OFDMAのイメージを示し,その伝送特性を検討している.ここでは,周波数帯域(ユーザの全帯域幅)を全ユーザで共有し,一つのユーザが使用するサブキャリヤ数を固定する条件で,ユーザが優先順位に従って,伝送状況の良いサブキャリヤを選んでいく方式を提案する.その際,サブギャリヤごとに所要のBERを満たすように変調方式を伝搬特性に応じて可変する適応変調方式を取り入れる.この方式が理想的に動作した場合の伝送特性(スループット特性)が定量的に評価できる理論モデルを示す.また,そのモデルによる評価が妥当であることを計算機シミュレーションによって示す.

言及状況

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こんな論文どうですか? マルチパス環境における直交周波数分割多元接続方式(OFDMA)のスループット特性に関する基礎的検討(付 鑑宇ほか),2002 http://t.co/qWf1x1t0

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