著者
海野 歩未 吉松 靖文
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.507, pp.11-14, 2006-01-05

高機能自閉症児は対人関係だけではなく時間を意識した行動や時間管理など社会適応上に様々な困難をもつことが多い。本研究では高機能自閉症児の時間感覚の特性を明らかにするとともに, 時間感覚への効果的な支援についても検討した。その結果, 高機能自閉症児の時間感覚は一様ではなく, 各ケースにおいてもその特性は異なっていることが示唆された。一方, 時間感覚に大きな困難があるケースにおいてはRAINMAN Toolkitを使用した支援が時間感覚の改善に有効であることが示唆された。

言及状況

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@urakawamanatee 先行研究があるのか。まだアブストラクトしか見れてないけど、「高機能自閉症児の時間感覚は一様ではなく, 各ケースにおいてもその特性は異なっていることが示唆された」ってあるな・・。>http://t.co/M2lT5cgE

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